すてきな三にんぐみ

  • 偕成社
4.09
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感想 : 566
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  • Amazon.co.jp ・本 (38ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033270203

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと怖かった?

  • 怖かったけど、やっぱりいい三人組だなぁと、思いました。

  • 黒背景が怖い話かなと思ったけど素敵な話で心温くなった。

  • 1歳1ヶ月 図書館

    親の私が幼少期の頃から表紙に見覚えがあったが、怖そうで読む勇気が出ずにいた絵本。
    大人になって初めて読んだがこれは娘がもう少し大きくなったら是非また一緒に読みたい!
    人間を悪人、善人と分けることなんてできない。悪人も善人になり得るし、逆もまた然り。
    親子で色んな会話ができそう。三にんぐみ、すてきだー

  • 6歳4ヶ月の娘に読み聞かせ

    幼稚園で読んだのかな?と思ったら
    そうではなく
    自分で選んできたから
    やっぱり子どもを惹き付ける何かがあるのねこのほん

    追記

    7歳9ヶ月の娘
    4歳9ヶ月の息子に読み聞かせ

    今度は息子が幼稚園で選んで借りてきた!
    やっぱり惹き付けるものがあるのか
    私の記憶ではラッパ銃のことしか
    覚えてなかった
    あれこんな展開で
    こんなオチだったとは。
    ティファニーちゃんのことなんて
    すっかり忘れてたわ…

  • 子供の頃は表紙がなんだか不気味で、ちょっと避けていたんだけど、この度子供が借りてきたので読んでみることに。
    表紙からは想像できない結末で、題名の意味ってこういうことだったのか!と納得。

  • 5歳7か月のこどもに読み聞かせました。
    何年も前からチェックしており、図書館でも「借りて見ない?」と何度も聞いたのだけれど、表紙が怖いみたいでずっと嫌がってました。
    夏休み前にこっそり借りてきて、無理やり読み聞かせると面白いと感じたようでニンマリしてました。
    本当に素敵な3人組です。
    ハッピーエンドに安堵したり、想像力は働くようで、面白いとは感じるようでしたが、うちは3回読んで終わりでした。
    それ以上は読みたがらず。
    大人の私はとても良い本だと思います。
    ねずみ小僧のお話を思い出しました。
    また時期を変えて読み聞かせてみようかな。

  • 話が予想外の結末へ向かっていくので、興味深いです。図書館で借りたのですが、子供はとても好きだったようで何度も読んでいました。

  • 悪そうな3人組にみえて優しい3人組であった
    女の子に会って優しくなった

  • 親子2世代シリーズ(母のお下がり)

    とってもすてきな3人組
    心が優しくなれるお話

    母はこの話が好きすぎて、大人になって実家を出るときに他の本たちと一緒に連れて行ったほど。息子も好きになってくれて嬉しい。

  • 3歳11ヶ月の息子が選んだ園からの貸出絵本。
    自分が子どもの頃から見覚えある表紙、いよいよ読む時が来たか~としみじみ。読む前に「こわいドボロー(泥棒)のおはなしなんだよ」と息子がコソッと教えてくれたw
    確かに前半は大マサカリで車を壊すとか物騒。後半はホッとしながらも「おしろの こどもは ふえる ふえる…」が引っかかり、泥棒していても子どもを救い、普通に暮らしていても子どもを捨てる人の善悪の矛盾に考えさせられる。罪を犯していようが、赤マントの子どもたちにとってはずっと永遠に「すてきな三にんぐみ」。

    「こわいおはなし」と言いながら、息子はくり返しをリクエスト。どこが気に入っているのかなぁ。

  • ちょっとこわいこの感じ、ストーリー展開もわくわくドキドキ楽しいですが、何より絵と色みが最高に好きだー!!
    見ているだけでときめく。

  • 小さな子どもにはちょっと怖そうな表紙ですが、大人になって改めて見るとめちゃめちゃかっこいい。Tシャツがあったら絶対に買うやつです。
    昔から読み継がれている絵本、というイメージはあったんですけど実際に読んだことがなかったので、図書室からお借りして来ました『すてきな三にんぐみ』。

    こ、こんなにすてきな三人組だったとは……!(泣いてる)

    まずこの泥棒三人組、「足止めして逃げる手段を奪ってから銃で脅す」という手口が、めちゃめちゃ念入りで恐ろしいことこの上ない。
    いやいやいやこれ泥棒じゃなくてほぼ強盗ですやん……と軽く引いたところに、みなしごのステファニーちゃん登場。彼女との出会いがきっかけで、泥棒三人組はこれまでに奪った金品を全て投じて城を購入、国中の孤児たちが楽しく暮らせるようなコミュニティを作るというラスト。

    ステファニーちゃんがさらりと下す、いじわるなおばさんと暮らすくらいなら泥棒のおじさんたちと一緒にいる方が面白そう、っていう判断がめちゃめちゃ突き刺さりました。
    また、孤児が「どっさり」といる社会、お城の噂が広まるや益々増えていく捨て子たちにも、暗いものを感じます。

    ステファニーちゃんに突っ込まれるまで金銀財宝の使い道を考えていなかった三人組は、泥棒というより精霊とか妖精の類っぽいなあと思いました。買おうこの絵本。

  •  これは子どものころに読んだぞ。不気味な表紙でゾクゾクした。 子どもにとっては夜は未知の世界で、怖いんだけど覗き見たい世界。闇夜に浮かぶ赤いマサカリ、これって血の色でしょ。おお〜怖っ!


     そんなこんなで記憶に残っているこの絵本。大人になるといろいろ疑問が浮かんでくる。
     
     以下、心のすさんだ中年男性の感想。
     
     まず三人組が強盗して貯めこんだ財宝の数々。不本意ながらさらってきた女の子に指摘されるまで使い道を考えてなかった。ということは、金品が目的じゃなくて、強奪行為そのものが好きだったってことだ。人を脅し、怖がらせることに快感を覚える。金品はあくまで副産物。
     サディストじゃん!もしかしたらシリアルキラーかもしれない!


     そして、その女の子を皮切りに、次々と子どもたちの面倒をみるようになる。三人組は子どもたちのためにお城を買い、そこで育てた。その噂をきいた人々が自分じゃ育てられない赤ん坊を門前に捨てていった。みんな引き取った。そして長じて大人になった子どもたちは、子どもを産み、育て、その子どもたちもまたお城の周りに家を建て、そこで家族を養った。


     だからこその、”すてき”な三人組なのだが、その資金源はどこからきてる?


     そうなる以前に相当な財を貯めこんだか、もともと裕福な貴族だったか、もしくは自らが手を下さなくても潤沢に資金が流入する仕組みを構築しているかだ。


     もしかしたら麻薬カルテルのボスなんじゃないか。彼らは自らの”ファミリー”には学校や病院など福利厚生を充実させるから。


     コロンビアやメキシコ人の子どもたちがこの本をどのように読み解くか知りたい。

  • はるとの感想
    置いておいたら、先に読んで「お母さん、この本素敵やで」と勧めてくれた。「はじめはどうかと思うけど、半分はめっちゃ素敵やねん」

  • 黒マントに黒帽子の泥棒3人組が主人公の絵本。
    彼らは宝を奪い山のてっぺんの洞穴に溜めこんでいましたが、みなしごのティファニーちゃんと出会い・・・

    表紙だけ見ると暗くて怖い雰囲気でなかなか手に取る機会がなかったのですが、読んでみると意外や意外、面白い!
    最後には温かな結末が待っていました。
    独特な色使いも魅力があります。
    タイトル通り素敵な三人組の物語でした。

  • 幼稚園の卒園時に一冊だけ図書館から自分で選び、プレゼントしてもらった本。偶然フランス語のものと出会って懐かしくなり、日本語に訳されたもらったこの絵本も読み返してみた。
    なぜ幼い頃にこの絵本を選んだのかはもう覚えていないけれど、今読んでもこの絵本が好きだし、忘れていた「ほんとのであいをたいせつに」と先生が私に書いてくれていたメッセージにも再び出会うことができて心があたたかくなった。

  • 小さいときから、わくわくした絵本。悪いことしてた人たちが、いいことするってこんなにすかっとするんだって。最後の、3にんのチューリップ帽がモチーフになったお城の挿絵が本当に好きでした。癒される、とは違う、なんというか、目がらんらんするお話です。ポケット版を何度も何度も大切に読みました。

  • 娘3歳1ヶ月、息子4ヶ月時、病院にて読。

    どろぼうっていうのは、人の物を盗む悪い人のことだよ、
    みなしごっていうのは、パパやママがいない子のことだよ、
    と教えながら読んだら、
    「悪い人たち?良い人たち??」
    とちょっと混乱したみたい。
    悪い人、良い人ってまだ一義的にしか考えられないんだよね。
    難しいね。

  • 絵がステキ。
    好みです。

    で、5歳の息子も「おおまさかり」という言葉が気に入ったようで
    ずっと、「おおまさかり」と言ってました。
    でも、お話の意味はどこまで理解できていたのか・・・

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