ことりをすきになった山 (エリック・カールの絵本)

制作 : エリック カール  ゆあさ ふみえ 
  • 偕成社
4.24
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033273402

感想・レビュー・書評

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  • ずっとずっと待って、
    ずっとずっと想って、
    最後にひびく、うた。

  • 岩山は、一羽の鳥に恋をした。
    そしてその鳥は山に約束した。

    「私が死んでも、子供に同じ名をつけて、春には必ず帰ってきます」


    一緒にいたいという、届かぬ思いに涙を流し続ける「山」
    その彼に起こる奇跡とは…。


  • 真剣に読めば読むほど、最後の絵だけのページにこみ上げてくるものが必ずあるよ。

  • 長い長いときをかけて育まれる自然のいとなみのすばらしさと、
    受けつがれてゆくいのち、魂の交流がえがかれています。
    こんなすばらしい結末の物語だったんだ!
    と、うれしいおどろきを与えられました。

  • あれはてた野原に、ぽつんと 岩だらけの山が そびえていた。ふりかかるのは、雨や雪だけ。そのつめたさしか、山は しらなかった。ある日のこと、一わのことりが やってきた。 山は、ことりの ちいさなつめに やさしくつかまれるのを かんじ、ことりが うずくまると、はねにおおわれた からだのやわらかさにびっくりした。

    ・・会えないつらさにたえかねて 山の心臓が ばくはつした。かたい岩が くだけ、山のおくそこから なみだが いっきにふきだすと、ひとすじの ながれとなって 山はだを ながれおちた。

    誰かと触れ合うことで、しまわれていた感情の海が溢れ出す。求めるのは、一緒にいたい、ただそれだけ・・。温もりが連れてきた、寂しいという気持ち。その気持ちを大切な誰かに、諦めないで伝え続ける。そして新しい息吹と共に、命は大好きな気持ちで繋がっていく。

    お互いに思いい続けた山やことりに自分を重ね、ちょっと切ないけれどあったかい気持ちになるのです。

  • はりさけるほどに切ない山の気持ち。そして思ってもみなかった結末。自然ってすばらしい。

  • ある岩山に、旅の途中の一羽の小鳥が羽を休めました。
    岩をつかむ小鳥の足の感触、うずくまった小鳥の柔らかい羽、今まで生き物というものを知らなかった山にとって驚きの経験でした。
    山は、ずっとここで過ごして欲しいと頼みますが、水も食べ物もない岩山では無理なこと、小鳥は毎年春になったら必ずここに立ち寄る約束をします。
    自分が死んでもその娘、またその娘に必ずこの山で羽を休めに立ち寄ることを約束したのですが、1年に一度、小鳥を待ちわびる寂しさに耐えかねて、とうとう心臓は爆発し、とめどなく涙を流す山、その涙のほとりに毎年一粒ずつ小鳥が運んで植え付けた種が大きくなり、あたりが緑に覆われて、小さな生き物も住み着くようになったころ、山の夢がふくらみ始めました。
    そしてある春の日、小鳥は種ではなく、小枝を1枝銜えてやってきました。
    ジョイ(小鳥)の最後の言葉に胸が熱くなります。
    壮大なお話です。


    平成28年5月24日(火)  6年2組

  • 見たことある画風だなと思ったらエリック・カールと言えば『はらぺこあおむし』の人だよね!
    ほのぼのとした気持ちにさせてくれる絵本です。
    長い命の寂しい山が短い命のことりによって長い年月をかけて徐々に柔らかい豊かな山に生まれ変わっていくのがほんわかした気持ちにさせてくれた。
    一緒に読んだ「片足ダチョウのエルフ」みたいに最後に悲しくなっちゃうと自然ってつらいと思うから、大きなトラブルもなく愛情を育んでいけた山も代々のことりも幸せでしたね。

  • 山と小鳥の友情、長く続くねー

  • 【読了メモ】 (151012 17:31)文 マクレーラン Alice McLerran & 絵 カール Eric Carle & 訳 ゆあさふみえ 『ことりをすきになった山 The mountain that loved a bird 』/偕成社/1987 Oct/なんという壮大な。Joyという小鳥の名前に胸がじんわり熱くなる。

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