やどかりのおひっこし

制作 : もり ひさし 
  • 偕成社 (1990年9月1日発売)
3.63
  • (4)
  • (9)
  • (14)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :102
  • レビュー :12
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033274102

やどかりのおひっこしの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 低学年

  • 子供の頃、大好きだった本なのですが、読み返してみてビックリ。
    いわゆる「良い話」ではなかったです。ぜんぜん。
    そしてますます好きになった作品。
       
    主人公のやどかりが、自分の地味な家(貝殻)を彩るために、
    群生しているサンゴやヒトデを「装飾品」として一匹ずつ連れ出しながら旅をする。
    やがて自身の成長/肥大に伴い、それら生き物ごと古い殻を放り出して、
    新しい大きな殻を探しに出かける、というストーリー。
       
    なんで、連れてきた「友達」を、新しい殻に移し替えないんだろう?
        
    自分を着飾るため/自己満足のために他人を利用し、
    一方的に「友達」と呼びながら、
    自分の成長に伴い新天地に飛ぶタイミングで、彼らを置き去りにする主人公。
    (近くを通りかかった別の小やどかりに、いらなくなった古家と友達をテイよく押し付ける)
    けっこうなタマじゃない?やどかりさん。。。善人ヅラしてなかなかエゲツナイことをなさる。
       
    『絵本はすべからく「いい話」であるべし』なんてまったく思いませんが、
    少なくともこの作品、「別れのシーンに泣ける」「感動的な絵本」では無い。
    ハードで生々しい人間関係のお話ではありませんか。
       
    思えばエリック=カール作品には、そこそこ業の深いキャラクターが多く登場するよなぁ。。。
       
    友情関係は、ずっと続くものもあれば、相手次第でかんたんに途切れるものもある。
    気まぐれで捨てられることもある。悪意なく捨てることもある。
    そんなものだ。
    だから、注意深く観察し、何があっても楽観的に。あまり深刻にならずに。
    ・・・そんなことを考えました。

  • 2015年7月27日

    <A HOUSE FOR HERMIT CRAB>

  • 7分/低学年/友だちづくり、成長と別れの話。卒業向き?1月、2月・・・と各月ごとに語る構成になっている

  • 2013/07/02 3-2

  • やどかりが、成長とともに住みやすい適度な家になる貝を探す、物語

  • (2010-07-30)

  • 暦の月と、海の仲間が登場。
    絵もストーリーの展開もいいと思った。
    エリック=カールの絵本の訳は、
    もひひさしさんのものが 私は好きです。

  • 2003/10/10 ぴこ

  • 海の生き物大好きな、うちの子が選んだ本。
    やどかりの家を彩る、さまざまな生き物たちが、素敵です。

全12件中 1 - 10件を表示

エリック・カールの作品

ツイートする