ちいさいタネ

  • 偕成社
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033274409

作品紹介・あらすじ

秋、風にのっておおぜいのなかまといっしょに旅にでたちいさいタネ。ゆくてには氷の山やあついさばくなどさまざまなきけんがまちうけています。ちいさいタネは、ぶじに旅をおえてめをだし花をさかせることができるでしょうか。

感想・レビュー・書評

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  • 秋に始まる巡りめくいのちのはなし。一読して表紙裏をめくると、たくさんの色彩の中に小さなタネを見つけられる。力尽きるタネ、海や砂漠に落ちるタネ、そして鳥に食べられるタネ。仲間たちが芽を出せない運命となってしまっても、ひとり小さく目を出す。物事や自然はただそこにあり、「かわいそう」や「かなしい」という人間の感情がその上で動くだけ。落ち込みそうなとき、客観的に物事をみるために読みたい。人間の足や人間の手の大きさとの対比で、どれくらい花大きく咲いたのかがわかる。筆者の描く鳥や葉っぱの色彩は何度眺めても飽きない。

  • 「ちいさいタネは、なかまといっしょに とんでいきます」

    タネの物語。種の一生が優しい言葉と温かいイラストで描かれている。小さいタネは、いっぱい冒険して、危機を乗り越えてきているんだなあとわかる。(8分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ちいさいタネ #エリックカール #ゆあさふみえ #偕成社

  • タネを人間にも捉えられる、今は小さくてもたくましく大きくなれる。
    〇未就学児~

  • こどもに借りたが少し難しそうなので母のみ。種の一生の本。

  • ボードブックあり。

  • たねがさばくにおちたばめんがすき。

  • 2019.05 2-2

  • 秋、植物の種、風に乗って飛ぶけれど氷の山に落ちたり、海に落ちたり、食べられたり、ちいさいタネは無事に芽を出して家よりも大きくなって花を咲かせてまた種を飛ばす

    種が芽を出すまでには様々な障害が。

  • ちいさいタネの旅、そして新たなタネが生まれて旅立つまで。周りのタネたちは花を咲かせるに至らないこともある中、それをのりこえる様子が描かれていて、壮大な景色を描くその色彩もとても綺麗で、励まされたり有り難みを感じたりできる絵本です。

  • 高学年の子どもたちにも、手に取ってもらいたい絵本。

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著者プロフィール

1929年6月25日、アメリカニューヨーク州生まれ。1967年、『くまさん くまさん なにみてるの?』(ビル・マーチン/文)で絵本作家デビュー。1969年の『はらぺこあおむし』以降、さまざまなしかけを施した作品を発表。また、舞台美術や立体作品など絵本以外の活動も行う。2003年、ローラ・インガルス・ワイルダー賞受賞。著書に『はらぺこあおむし』『パパ、お月さまとって!』『10このちいさな おもちゃのあひる』『えをかくかくかく』など多数。

「2021年 『エリック・カールのはらぺこあおむしスクラッチアート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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