- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784033280608
感想・レビュー・書評
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妹が生まれたからといって、自分が使っていたゆりかごやイスをお父さんがピンクに塗っていくのに反抗心を覚えるピーター。そんな“お兄ちゃん“の心のうちを上手く描いた絵本。が、私は下の子が出来たらその子に合わせてゆりかごや椅子を塗り替えて使う両親ってなんて素敵なのだろうと思った。
ピーターは自分の使っていた青い椅子がピンクに塗り替えられないように隠していたが、座ってみたらお尻が入らなかったので、お父さんを手伝って、ピンクに塗った。
ピーターも物と家族を大切にする大人になっていくのだろうな。
この絵本も全てコラージュの技法で描かれていて、壁紙やカーテンや床の模様も素敵。
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自分のものだった物が次々に妹用になっていく切ない気持ち、家出したくもなるよね。
でも最後は自分で納得できたから、気持ちよく妹に譲れたね。 -
ピーターに妹のスージーができ、お母さんは妹の世話に忙しそう。お父さんは自分が赤ちゃんのときに使っていたゆりかごやベットをピンクに塗り替えました。
ピーターはまだ塗り替えられていない自分のちっちゃいイスをもって犬のウィリーと家出します。
ピーターの心の成長が描かれています。
コラージュで作られていて色使いがとてもきれいです。
対象年齢5歳位から -
〝「シイ―ッ」とお母さんの声「もっと静かに遊んでね。うちには、生まれたての赤ちゃんがいるのよ」...ピ-タ-は、妹のスージ-の部屋を、そっと覗いてみた。お母さんは、揺りかごの周りで大忙し「あれ、ぼくの揺りかごだったのに、ピンクに塗っちゃった!」...「おい、ピータ-、赤ちゃんの食堂椅子に、ペンキ塗るの、手伝ってくれんかなあ?」 お父さんが、そう言った「あれ、ぼくの食堂椅子なのになあ」・・・〟妹が生まれてから、愛着をもっていた自分のものが、次つぎと妹のものになっていくのを見て成長していく、ほのぼの絵本。
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ピーターに妹が生まれ、ゆりかごやベッドがピンクに塗られて妹のものに。さびしくなったピーターはお気に入りの青いいすを持って家出をしますが、いすにすわろうとして、自分が大きくなっていることに気づきます。そこで、自らそのいすもピンクに塗ることを提案。兄としての自覚が芽生え、その成長を見守る両親の眼差しの温かさが心に残ります。はりえで描かれた絵も美しく、初めて妹や弟ができた子に読んであげたい1冊です。4才ぐらいから。
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下に赤ちゃんが生まれて、お兄ちゃんになったピーターの心情と、お父さんお母さんの愛情があふれる本。古いが変わらないいい本。
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ピーターの、きもちが、よくわかる。
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2022.9.21 1-2
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「妹が生まれて、ゆりかごもおもちゃも愛着をもっていた自分のものが、次つぎと妹のものになっていく。幼児の心の成長を描きます。」