ゆきのひ (偕成社の新訳えほん―キーツの絵本)

制作 : きじま はじめ 
  • 偕成社
3.82
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本棚登録 : 448
レビュー : 66
  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033281209

感想・レビュー・書評

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    アメリカの絵本
    3〜7才向き
    シリーズもの

    切り絵と雪の結晶ははんこでしょうか?
    昔の絵本の素朴な色合いもあってか
    ピーターのやること全てが愛おしい
    ゆったりと読める
    いや 幼少期に想いを馳せて
    自然とのんびりとしてしまうのかも
    私の実家も今の住まいも
    大雪にはあまりならないので
    こんなことしたかったなぁって
    ちょっとうらやましかったりする
    これを子どもに読ませたら
    絶対同じことをやりたがって
    私を困らせるのだろう
    心が狭いのでついあれダメこれダメと
    こんな楽しいことをやらせてあげない
    つまんない親なのだ
    今はそう思ってるの
    だけどその場になると
    体を冷やして風邪ひくから!
    なんて言っちゃう
    ダメだね
    本当は大変だから嫌だけど
    大雪降らないかな
    いっぱい写真を撮ってあげたくなる絵本

  • まごうことなき幼児向け絵本の傑作のひとつ。
    始めはとにかく挿絵の美しさに心を奪われる。
    切り絵や貼り絵を駆使して、夢のように鮮やかな世界を作っている。
    真っ白な雪、赤いマントを着た黒人の少年。
    たぶん、誰も描かなかった美しさだ。
    次に読むと、雪に触れた主人公ピーターの弾む気持ちに、こちらまで引き込まれてしまう。
    ああ、自分もこんな風だったなぁと、つい笑みがもれてしまうのだ。
    最後は雪の結晶がたくさん描かれたページで、「ゆきのなかへかけていった」で終わり、それがまた豊かで長い余韻を残す。
    表紙から、裏表紙、すべて丁寧に開いて見せたい作品。
    63年のコルデコット賞受賞作品。さもありなん。

  • 子供が生まれる前から持っていた絵本。そろそろ読み聞かせできるころかと思って、実際に雪がちらついた日に読んでみた。
    デフォルメされたシルエットでも、色遣いがとても美しいので、娘(3歳)の目をひく様子。
    雪が落ちてくるページでは大笑い、雪の結晶が窓の外を舞うページでは「キレイ!」と大喜び。ポケットにしまった雪の玉がなくなっていることに気づくシーシーンは一緒に残念そうな顔。
    最後まで飽きることなく聞いていた。
    やっぱり、名作は名作だな、と実感。
    自分の好きな本を子供が受け入れてくれるとは限らないけれど、これは気にいってくれたようだった。

  • 早く雪が降らないかなぁ!
    雪が降った時の遊びは、地球規模で変わらない。
    昔子どもだった今の大人も、みんな知ってる雪の日の楽しい気持ち。(でも、てんしのかたちはやったことない!)
    ちょっとこれ読んで、子どもの自分を思い出すといいよ。今の大人は。

    1969年に発行され、現在もう69版と愛され続けている絵本。

  • 「児童青少年の読書資料一覧」(『改訂 児童 サービス論』樹村房)の「幼児から小学校初級 むき」で紹介されていたので、図書館で借りた

    ピーターという黒人のぼうやが、冬のある朝目を覚ますと、雪が降っていて…

    私の中で、冬は灰色などの暗い色のイメージだったのだけれど、この絵本はカラフルでとても明るい
    切り絵や貼り絵で表現されているので、レオ・レオニ作品が好きな人は、好きだと思う
    朝、カーテンを開いてそっと窓から外を眺めてどきどき、しんしんと雪が降り積もって、いつも観ている風景が違うものになっていてうわぁ、降り積もったまっさらな雪を、そっと踏みしめて足跡をつけてふふっ、雪の日のわくわくが伝わってくる
    主人公が黒人の絵本は初めて手にしたのだけれど、黒人であることが雪をよりいっそう特別なものにしているのは確かだ
    「てんしのかたち」は日本では思いつかないことで、大人の私にも新鮮だった

  • 大御所キーツの有名な絵本。切り紙・張り紙で作られている技巧の斬新さや物語が評価されて、四十数年前に“アメリカで1年間に出版された絵本のベスト1に与えられる賞”を受賞した。主人公ピーターが、雪の中でする遊び―いろいろな形で跡をつけたり、雪を掻き落としたり、滑ったり、雪だるまを作ったり、家に雪のかたまりを持ち込んだり は、誰もが経験していること。だからこそ、このお話の中に入り込み共感できるのだと思う。雪の降る日、雪で遊んだ時、読みたい一冊。

  • 2016年度 1年生
    雪が積もった時にきっとどの子も共感できるお話。
    今年の冬はそんなに何度も雪は積もらなかったけれど、
    「うんうん あるある」
    「お!その遊びも面白そう。今度やってみよう!」って思ってくれたかな?
    2017年度 幼稚園年長 2月
    皆シーンと聞いてくれていましたが・・・
    ゆきだんごのところで突然、「とけちゃうよ!」と言ってくれて、聞き入ってお話に入りこんでくれてたんだなあと分かり、感動しました。

  • 大変人気の高い作品のようですが、
    私は感情移入ができませんでした。

    私が小さい頃雪の日に、主人公ピーターが感じたり行ったりしたようなことをほとんどしなかったためだと思います。(やったのは足跡の向きや、棒で線を書く、くらいです)
    あとはほとんど無我夢中で遊びまくっていたので、
    この本に出てくるような考察するような高度?な遊びはしませんでした。
    むしろ大人になってから全部やりましたので、
    子供の頃を思い出す、という意味では
    部屋の中から窓の外の雪を見たり、窓や窓辺の冷たさを感じたりを思い出せる『ゆきがやんだら(酒井駒子)』の方が感慨深いです



    若干、大人の「子供ってこうだよね)こうだったらいいな)」という希望に向けた内容だと思いました。
    道路脇に積んである雪に寄りかかって手足をバタバタさせて、その跡が天使の形になる、とかは、雪が固くて子供がちょっとやったくらいでは無理だと思いますし。

    あと、子供向けではないのでは?と思う最大のポイントは、
    大人からするとキレイ・幻想的に映る切り絵のコラージュが、子供からすると結構怖いということです。特に背景。
    少なくとも私が小さい頃読んだときは怖かったです。

  • 2017.1.16
    .
    #ゆきのひ
    #エズラジャックキーツ
    #偕成社
    .
    雪の日のひとり遊び。
    みんなとじゃなくまずはひとり。
    うん、そう。わかる。
    足跡つけたり、木の棒で線引っ張ったり、雪に飛び込んだり、ポケットに雪入れておみやげにしたり。
    なんで雪が降るとこんなに心踊るんだろう。
    濡れちゃって家に帰ってお母さんに「あらまあ」とか言われながらも、あったかいところで着替えてホッとする幸せ。
    雪の絵本は子どもの頃をよりよく思い出させてくれるから心に響くのかもしれないなあ。
    .
    #絵本 #日々絵本 #絵本の記録 #36冊目

  • 創作絵本。
    小さな男の子、ピーターが朝目覚めてみると一面行きの世界だった。ピーターは一人で遊びに出かける。足跡をつけたり、棒で跡をつけたり。大きな男の子たちの雪合戦にはまだ小さくて加われなかったけれど、にこにこ笑う雪だるまを作ったり天使の跡をつけたりして楽しんだ。固い雪団子を作ってポケットに入れ、暖かい家の中でおかあさんに雪で遊んだ話をしたりお風呂に入ったりした。その間に雪団子は溶けてなくなっちゃった。ピーターは悲しくなって雪が全部溶けた夢を見たけれど朝になってもまだ雪はたくさん積もっていた。ピーターは今度は友達を呼んで一緒に出かけた。
    切り絵、貼り絵でコラージュされた美しい色彩。幼い子の1人遊びが静かに心豊かに描かれている。

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