パパ、お月さまとって!

  • 偕成社
3.97
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本棚登録 : 3332
感想 : 270
  • Amazon.co.jp ・本 (43ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033282800

作品紹介・あらすじ

絵本『はらぺこあおむし』の作者カールさんは、絵本の魔術師といわれます。その明るくさわやかな貼り絵の世界は、見る人の心をとりこにしてしまいます。こんどは、絵本の画面が左右上下に開いて、広い広い空を絵本の世界にしてしまいました。「お月さまをとって!」と娘にせがまれたお父さんが、長い長いはしごをかけて月をとりにいくという優しさにあふれた絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • エリックカールのしかけ絵本。さりげなく月の満ち欠けの話もあり。子供のおねだりで本当に月を取ってくれるパパが素敵。夜の青色がとてもキレイです。

  • 小児科にて
    海外の絵本

    読んだのはだいぶ前なのだけど
    登録し忘れてたことを思い出した
    お月様にハシゴをかけるなんて
    やりたくてもやれないことを叶えてくれる
    期待? あこがれ? のようなものを感じ
    読む前から顔がゆるむ

    しかけ絵本だと知らずに読んだので
    縦横に開いて見る広がりのある展開に
    親子で心の中で声をあげた
    (下の子もそんな顔をしていたので)
    最後はどうなるのか
    私もわくわくしてしまった
    大きな紙に描くのではなく
    開いて付け足すというような見せ方が
    とてもいいなと思ったと同時に
    開いたりする仕掛けを
    なんとなくやっていただけだったなと思った
    大人になってから改めて絵本を読んで
    良かったな
    私は鈍いから
    やっとわかることが多い

  • エリック・カール画は、色が本当にあざやかで、赤ちゃんが最初に目にする絵本としては最適な一冊だと思う。
    代表的なものとして、はらぺこあおむしがありますが…。その他にもたくさん。

    この本は、大きくて見やすく、しかけもあって楽しめます。

    最近では、パパさんが積極的に子育てしてくれるようですが、私の時代は読み聞かせ事態も悲しいかな、あまり浸透してなかったように思う。

    今は、親子で図書館を利用している方いますね。
    ぜひぜひ、パパさんたちも一緒に読んであげてほしい一冊です。(押しつけではありません)

    一緒に楽しんでほしいと思う本です。

    ただし、しかけを破く可能性大ですよ。図書館で借りるなら注意が必要ですね。

  • 絵本『はらぺこあおむし』の作者カールさんは、絵本の魔術師といわれます。その明るくさわやかな貼り絵の世界は、見る人の心をとりこにしてしまいます。こんどは、絵本の画面が左右上下に開いて、広い広い空を絵本の世界にしてしまいました。「お月さまをとって!」と娘にせがまれたお父さんが、長い長いはしごをかけて月をとりにいくという優しさにあふれた絵本です。(Amazon紹介より)

    ほっこりする絵本です。娘のためにたかーい山とながーい梯子を上り下りするお父さん、「小さくなったら連れて行ってくれていいですよ」と気さくなお月さま。世界は寛容さと優しさが大事だと思いました。

  • エリックカールの中でも特に好きな絵本◎
    長ーいはしごにおっきなお月さま。
    読み聞かせの時、子どもたちの目はきらっきらしてます。

  • 1歳11ヶ月の息子、大のお気に入り☺️
    はらぺこあおむしの中のおつきさまが好きで、空に浮かぶお月さまを気にするようになりました。
    もしかしたらこの本も好きかな?と思ってエリックカール繋がりで図書館で借りたら空前の大ヒット中!

  • 4:7

  • 色もいいし、ストーリーもいい。最高。最近、私は絵本に夢中。この絵本は青がとってもきれい。大きな大きな本で読むと最高。子どもたちは大喜びだと思う!

  • 実娘が3~4歳の頃、月を見てパパに言った言葉がきっかけとのこと。上下左右に折込加工、印刷・製本的にも凝った^^インパクトある一冊。朔望でそこまで大きさ変わる?は野暮なつっこみか…(^_^)

  • 毎日月を見ながら歩いていたある日、娘が「お月様昨日より大きいね。きっと雲をいっぱい食べちゃったんじゃない?」と言った。
    月に興味がある娘に読み聞かせたい。

    月に届くハシゴは旧約聖書の話みたい。

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著者プロフィール

1929年、ドイツ人の両親のもとに誕生。アメリカ・ニューヨーク州で6歳まで育ち、その後ドイツに移住。16歳で、シュトゥットガルトの美術アカデミーに入学。卒業後、アメリカにもどり、ニューヨーク・タイムズ紙にグラフィック・デザイナーとして働く。童話作家ビル・マーチンの依頼により、『くまさんくまさんなにみてるの?』(1967年)の絵を担当。その後、絵本作りに没頭し、1968年に『1、2、3、どうぶつえんへ』を発表しボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞を受賞。1969年には『はらぺこあおむし』を刊行する。この美しい仕掛け絵本はカールの代表作となり、現在、世界70以上の言語に翻訳され、累計発行部数は約5500万部にのぼる。
2021年5月、マサチューセッツ州の自宅のスタジオで、家族に見守られながら91歳で逝去。これまでに、70冊以上の絵本を手掛け、そのほとんどの本が世界でベストセラーとなり、愛されつづけている。

「2022年 『はらぺこあおむしのエリック・カールと学ぼう これだけは知っておきたい こども図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

エリック・カールの作品

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