あなのはなし

制作 : 二見 正直  間崎 ルリ子 
  • 偕成社
3.47
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本棚登録 : 61
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033286006

作品紹介・あらすじ

はじめは靴下にあいただけの小さな「あな」。誰もつくろってくれないので、とうとう彼は旅に出ることに。「あな」が主人公の穴あき絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • あかいくつしたにあいただけだった、ちいさな「あな」。ところが、だれもそのあなをつくろってくれません。そのあなは、どんどんおおきくなり、くつしたをのみこんでしまいました。そして、あなはぶらりとそとへでていき、いろんなどうぶつとであいます──。半世紀以上家庭文庫やお話の会などで語り継がれてきた、チェコ出身のミラン・マラリークさんのお話を絵本化。初出は雑誌「母の友」1964年6月号、通巻132号。
    同業者の友人を通じて作品を知りました。オオカミが悲惨な目に遭うことに驚くものの、これは面白い!あらすじには動物と書きましたが、最初に出会うものはドーナツなのも衝撃(笑)あなが主人公なので、ちゃんとページに穴を開け、その穴を塞がないように工夫して絵本にしているところが素晴らしい。左頁は白・右頁は黒になるようにあなの色の変化をつけた演出、あなを追いかけるオオカミをどの場面にもこっそり登場させる演出も好き。赤ずきんの話を混ぜているのも良し。おすすめです!

  • ページに穴の開いた、ちょっとした仕掛け絵本。
    話の展開におもしろいと感じる私と、
    ちょっとこわいなと感じる私。

    イラスト、さがすとずーっとついてくるオオカミの影が。
    かわいいです。

  • 5分程度でよめる。
    くつしたに空いたあながくつしたを飲み込んで「あな」といういきもの?になり旅を始める。

    世の中をみたくなったのでねという、ドーナツ、カエル、燕、ひつじにであい一緒に旅をする。
    狼だって怖くないといっていたが、つかれて眠った小屋で狼にみな喰われてしまう。
    さいごにあなを食べた狼のお腹にあながあき、みなそこから逃げ出す。
    あなはおおきくなり狼を飲み込んでしまう。

    ???発想が豊かすぎて追いつけない。

  • タイトルどおり穴の冒険譚。穴が冒険するの。シュール。

    あなの部分は絵本の紙に実際にちいさな穴が空けてあって、不在の存在って感じで、これがまたシュール。

    最後、きつねにつままれた顔のオオカミがなんともいえない。読者も煙に巻かれてしまう。

    仕掛けも絵も細かいので大人数への読み聞かせには不向きです。

  • あなというものの発想が違ってました。
    あらすじは何だか桃太郎と赤ずきんちゃんとおおかみと7匹の子やぎを足したようなお話でしたが...。

  • チェコの民話。
    誰もつくろってくれなかった靴下のあな(穴)が、旅に出ます。
    途中で出会う仲間たちと一緒にあてのない旅へ。
    リズムよく物語が進むので読み聞かせにおすすめです。
    絵におもしろい工夫があるので、ページをめくるのが楽しいです。

    ペンネーム:TTG

  • 978-4-03-328600-6 27p 2014・9・? 初版1刷

  • おちがなくあれって感じの不思議な絵本。

  • 素話でよく語られる「あなのはなし」の絵本。
    文章と絵が合っているところと、えがたりないところがある。穴にのみこまれたオオカミとくつ下が描かれた絵や赤ずきんちゃんらしき女の子とおばあちゃんのいる部屋にあなの開いたくつ下があるなど、お話の解釈が付け加えられた絵がある。

  • 途中まではまぁまぁ楽しいんだけど、最後がちょっと…
    あなに足?

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