- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784033300207
作品紹介・あらすじ
人間と暮らしたいと住みかの島をひっぱって鬼が村へやってきましたが、こわがって誰も遊びません。鬼は再び島をひいて歩きます。
感想・レビュー・書評
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オニがかわいそうだった。今も南の海をわたっているのかと思った。見つけたらいっしょにお酒をのんじゃう。のんじゃう、のんじゃう。オニは、毛が体中に生えていているし、きんにくもりもりで、会ったらふみつぶされちゃうかも。でも、かわいそうだから、いっしょにいたい。(小3)
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鬼はみんなに嫌われてしまって、鬼がすごくかわいそうだと思いました。
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幼い頃、読んだ覚えがあります。子供心にも鬼がかわいそうでなりませんでした。
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12分
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広島県の能美島のすぐそばの敷島という無人島があります。
もとは引島と呼んでいたそうです。鬼が引っ張ってきた島だから引島と呼んだそうです。
そんな伝説ののこる話を作者が後世に伝えるために、しるした絵本。
こういう日本の昔話は好きですね。 -
「人間と暮らしたいと住みかの島をひっぱって鬼が村へやってきましたが、こわがって誰も遊びません。鬼は再び島をひいて歩きます。」
心優しい、さびしがりやの鬼。受け入れてくれる村はあるのだろうか。
『泣いた赤鬼』とセットで紹介するのもいいかも。 -
寂しがり屋のオニはいつも誰かが遊びに来てくれないかと思っていた
ある日嵐にあった漁師が島にたどり着いた
オニはどうしたら漁師たちの村で暮らせるか訪ねると、島を引っ張ってきたらよいと言われる
その言葉通り島を引きやってきたがどの村も受け入れてはくれん
どんどん沖へ南へ向かう間に島は波に削られなくなってしまい、オニはどんどん痩せてしまった
読み聞かせ時間は9分くらいです -
<山下明夫さんの童話の島じまシリーズ>容姿とは真逆のとっても弱腰の鬼がなぜか「島を引く」。寂しがり屋の鬼が、相手を探して海を行ったり来たり。日本画の色彩も魅力です。(ちいさな帆)