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- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784033301907
感想・レビュー・書評
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#バイオリンのおとは山のおと
#今西祐行
#偕成社
#児童書
#読了
山に住むバイオリンつくりのおじさん。山とともに生き、動物や子どもたちとも仲良し。バイオリンの音は山から集めてくるらしい。素敵な可愛いお話でした。
自然に生かされているんだよな。私たちは。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文が長いので読み聞かせ向き
読み聞かせで年長さんあたりに読んであげたい -
2019.9.28市立図書館
テレビのドキュメンタリー番組でピアノやバイオリンづくりを木材の選定のところからやっているのをみて、ふとなつかしくおもいだした絵本。幼稚園で購読していて届いた一冊。いまみれば、今西祐行&中谷千代子という豪華コンビの作品。
そしてあとがきから、このお話には信州中野の小沢僖久二さんというモデルがあることもわかった。「日本のストラディバリ」と呼ばれるバイオリン職人で、もともと修理の仕事に携わっていたが、戦中に満州にいたときにストラディバリウスの音を知り、その型をとらせてもらった紙をもって転戦し、戦後帰国してからその型紙と記憶を頼りに農業の傍らこつこつとバイオリンを作り続け、1998年になくなったらしい。
いい音を秘めた材木さがしから始まる楽器作り。本文を読んでいると、多彩なバイオリンの音が聞こえてくるようで、朗読+楽器演奏のオーディオブックがあったら楽しかろうと思った。
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