バイオリンのおとは山のおと (創作えほん 13)

著者 :
  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033301907

感想・レビュー・書評

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  • #バイオリンのおとは山のおと
    #今西祐行
    #偕成社
    #児童書
    #読了

    山に住むバイオリンつくりのおじさん。山とともに生き、動物や子どもたちとも仲良し。バイオリンの音は山から集めてくるらしい。素敵な可愛いお話でした。
    自然に生かされているんだよな。私たちは。

  • 文が長いので読み聞かせ向き


    読み聞かせで年長さんあたりに読んであげたい

  • 2019.9.28市立図書館
    テレビのドキュメンタリー番組でピアノやバイオリンづくりを木材の選定のところからやっているのをみて、ふとなつかしくおもいだした絵本。幼稚園で購読していて届いた一冊。いまみれば、今西祐行&中谷千代子という豪華コンビの作品。
    そしてあとがきから、このお話には信州中野の小沢僖久二さんというモデルがあることもわかった。「日本のストラディバリ」と呼ばれるバイオリン職人で、もともと修理の仕事に携わっていたが、戦中に満州にいたときにストラディバリウスの音を知り、その型をとらせてもらった紙をもって転戦し、戦後帰国してからその型紙と記憶を頼りに農業の傍らこつこつとバイオリンを作り続け、1998年になくなったらしい。
    いい音を秘めた材木さがしから始まる楽器作り。本文を読んでいると、多彩なバイオリンの音が聞こえてくるようで、朗読+楽器演奏のオーディオブックがあったら楽しかろうと思った。

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著者プロフィール

●児童文学作家。1923年大阪府生まれ。早稲田大学仏文科卒業。在学中から早大童話会に属し、児童文学を志す。主な児童文学に『肥後の石工』『浦上の旅人たち』『光と風と雲と樹と』。そのほか絵本に「源平絵巻物語」シリーズ、『土のふえ』など。日本児童文学者協会賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞、芸術選奨文部大臣賞など受賞多数。1992年紫綬褒章を受章。2004年逝去。

「2017年 『ヘレン・ケラー自伝 (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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