はるのゆきだるま (日本の絵本)

著者 : 石鍋芙佐子
制作 : 石鍋 芙佐子 
  • 偕成社 (1983年3月発売)
3.73
  • (4)
  • (4)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
  • 本棚登録 :52
  • レビュー :10
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033303208

はるのゆきだるま (日本の絵本)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • ちょっと切ない話だった。この絵本を、子ども達はどんなふうに読むのだろう。

  • 春先、まだ雪のある森の中にぽつんと雪だるまが立っていた。
    雪だるまを作った子供にも忘れられて雪だるまはひとりぼっちだった。
    そこへ、うさぎ、きつね、たぬき、くま、リスたちが通る。
    春が向こうの方へやってきたから春を探しに行くのだとか。
    雪だるまは春を知らないけれど、動物たちが春はぽかぽかと暖かくていいよ、と言うと雪だるまも春を見てみたくなる。
    動物たちは雪だるまに春のお土産を持ってくることを約束する。
    けれど、動物たちは春のやってきている暖かい場所に出ると雪だるまとの約束も忘れて遊び続けてしまう。
    しばらくして、約束を思い出し、花や実などを持って急いで帰る。
    一方、雪だるまのいたところもだんだんと暖かくなってきた。
    雪だるまはこれが春なのかな、と思う。
    動物たちが雪だるまがいた場所まで戻ると雪はすっかり溶けていて、雪だるまの姿はない。
    遅かった、と悲しみ、遊んでいたことをすまないと思う動物たち。
    雪だるまのいた場所にお土産を置く。
    ふと、春の野原の遠くの方をみたうさぎが、雪だるまを発見。
    急いで行ってみるとそこには白い花が雪だるまに形に咲いていただけだった。
    動物たちはより一層悲しむのだった。

    遊んでいて忘れたとはあるけれど、ちょっとくらい春を満喫したっていいじゃない。
    雪だるまもいながらにして春の暖かさを知ったんだし、ちっとも恨んでいないので結果としてはいいような。

    雪だるまの形に咲いた白い花というのが切ない。
    どうせならいた場所に花が咲いていた方がいいような…。
    ありがちかな。

  • やさしく、可愛いい絵本。
    大人には切ない絵本。

    ゆきだるまがいなくなっても、
    きっと動物たちは春が来るたびに思い出す。

    ゆきだるまが咲かせた花を思い出す。

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み込んで製本した、ユニバーサル絵本を貸し出ししています。
    状況が「読みたい」になっている本はお貸しできます。
    「いま読んでいる」になっている本は貸出中ですが、ご予約いただけます。
    コメント欄に「貸出希望」と書いてください。
    (送り先の住所などはここに書かないでください。)

  • チビ2号、幼稚園にて
    チビ1号の小学校の教科書にのっていたので、かりてきたうようだ。

    2012/02/24
    チビ2号、幼稚園にて、2回目
    今回は音読していました

  •  最初に読んだのは、長女ひでひ子(仮)の1年生のときの国語の教科書です。

     山の中、ひとりぼっちの雪だるまは寂しかったけど、春を探す動物の子ども達と出会い、春を届けてもらう約束をする。そのときから雪だるまは春を心待ちにするようになるけれど……。

     娘の音読の宿題に付き合って聞く度に涙が勝手に溢れそうになりした。泣かないようにこらえるのがつらい。

     それから2年経った今、絵本が生協で出てたので買いました。教科書よりも絵の枚数が多く、更に情景がくっきりと浮かびます。ひでひ子(仮)、みき(仮)のいない間に読んで心置きなく雪だるまさんに涙します。

     それこそ対象年齢は1年生なんだろうけど、今、年長のみき(仮)も読んでいます。動物達と雪だるまの触れ合いや雪だるまの心の動きまで感じているかどうかは謎ですが。
     3年生になったひでひ子(仮)も、懐かしいなあ、雪だるまがちょっと悲しいんだよね、と言いながら読んでいます。

  • 教科書に載っている本

    ゆきだるまに春を見せたくて、どうぶつたちは春を探しにいきますが…。
    小学校低学年

  • 山の中にひとりぼっちの雪だるまが立っていました。そこに春を探しに動物達が通りかかります。「はる」が何かわからない雪だるまに、動物達は春のおみやげを持って帰ってくれる約束をします。
    ふもとに降りた動物達はあちこちに春を見つけますが、夢中になって遊んでいて、ゆきだるまのことを忘れていました。満開の桜を見て、約束を思いだしたこうさぎが一生けん命雪だるまのもとに向かいます…。

    春にあこがれるゆきだるまと春を楽しむ動物達。ちょっとせつない冬の終わりの物語。

  • 絵がかわいい。お話もかわいい。でも、とっても切ないです。

    5歳の息子が、途中から「溶けちゃうよ・・・」と心配そうにしてました。

  • ちょっぴり淋しくも優しいお話。
    ふんわりしたパステルカラーの絵で、冬と春の色調が変わっていくのが好きです。

全10件中 1 - 10件を表示

石鍋芙佐子の作品

ツイートする