わにさんどきっ はいしゃさんどきっ (五味太郎の絵本)

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 129
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033303307

感想・レビュー・書評

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  • 娘4歳読み聞かせ

    歯医者とワニ
    それぞれが同じセリフを発して
    対になって話が進んでいきます。

    同じセリフなので
    台詞回し、声色で使い分けが必要で
    読み手に技術を求められる。
    だけど、どうにもおっさんが読むと
    おっさんのワニと、おっさんの歯医者に
    なるので、おっさんの会話になる。
    娘が笑ってたから、まあいいけど

  • この絵本、大好き!

    治療が怖い虫歯のワニさんも、ワニさんが怖い歯医者さんも、どちらも表情がブサかわいい!
    たまらん!

    子供より私の方が、この本にぞっこん。

    絵のタッチと色が、レトロで柔らかい。線もピッとした直線じゃなくて、輪郭がぼんやりしている。
    そしてワニさんと歯医者さんのセリフ。
    全部が私のツボ。

  • 子どものお気に入りで、同じ台詞を繰り返すから、自然と子どもとやりとりできて楽しい♪

  • 同じ場面で、同じ言葉が、両方の口をついて出ます。そのちがいが絵で語られるゆかいな楽しい絵本です。とありますが本当に、その通り。五味太郎さんの言葉遊びと、絵も、合わさって、なんとも言えない面白さ。

  • 2歳9ヶ月
    面白くて何回も読んで欲しがった1冊
    登場人物の気持ちを考えながら読むのが楽しい本です。娘と話が盛り上がった本です。

  • 治療を受ける側、する側両方を描いた作品。
    大人の私はなるほど〜うまいなぁ!と思いながらテンポよく読めたけど、5歳になる息子は治療受けるワニさん側でしか状況受け止められなかったようでお医者さんがなぜおうむ返しにするのか理解しきれなかった様子。
    いくつくらいになったら、おおーなるほど!って思うようになるのか。また折を見て試してみたい。

  • 虫歯のわにくん勇気を出して歯医者さんへ。わにさんも歯医者さんも相手を見てどきっ!

    絵本内のわにさんと歯医者さんの台詞は全部同じです。

    歯医者さんもわにさんも「覚悟は出来た!」と治療台に乗りますが、治療中のわにさん「いたい!」とうっかり歯医者さんに噛み付き歯医者さんも「いたい!」

    同じ台詞なのに心情は違う。それを子供も絵や展開で理解します。これはお見事、これは面白い、いや五味太郎さんすごいです。

    全国の歯医者さんにぜひ常備していただきたい。

  • 「いかなくちゃ いけないね」

    同じ言葉なのに、立場が違う二人が言うと、面白い。漫才みたいな絵本です。いやなことでも、頑張らなくちゃいけないなと思いました。(3分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #わにさんどきっはいしゃさんどきっ #五味太郎 #偕成社

  • 2歳4ヶ月
    同じセリフで話が進むので、まだ意味は理解しているのか?という感じ(そして読み手が不安になる)だけど、てっぱんの五味太郎本ということで食いつきはすこぶる良い。大人も相変わらず見て気持ち良い、デザイン性が異常に高い絵…。
    ワニってなんで絵本でよく出てくるんだろうか。本物はめちゃくちゃ凶悪な顔しているのに。

    毎晩格闘の歯磨きに少し前進が見られたような気がする。

    2歳4ヶ月 買いたいと言われたので購入(甘)

  • 五味太郎ワールド
    相変わらずウフフです
    膨大な著作
    どこから発想がうまれるのでしょう

    はいしゃさん
    いやーなはいしゃさん
    でも はいしゃさんも 
    同じセリフがなんともウフフです

    ≪ むしばもね どきってしてる はみがきだ ≫

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著者プロフィール

五味太郎 1945年生まれ。工業デザイナーを経て絵本の世界へ。サンケイ児童出版文化賞、東燃ゼネラル児童文化賞、ボローニャ国際絵本原画展などで数多くの賞を受賞。絵本に『きんぎょが にげた』『かぶさん とんだ』『さんぽのしるし』『ばったくん』『みんなうんち』『からだの みなさん』『どこまで ゆくの?』『にているね』(以上、福音館書店)『まどから おくりもの』『仔牛の春』『つくえはつくえ』(以上、偕成社)『かくしたの だあれ』『たべたの だあれ』(ともに文化出版局)『さる・るるる』(絵本館)「らくがき絵本」シリーズ(ブロンズ新社)など多数。絵本論『絵本をよんでみる』(平凡社)、絵本の仕事をまとめた『五味太郎 絵本図録』(青幻舎)がある。

「2023年 『おでかけ版 ひよこは にげます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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