おだんごスープ

著者 :
制作 : 市川 里美 
  • 偕成社
3.85
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本棚登録 : 126
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033307800

作品紹介・あらすじ

「おばあさんがつくってくれたおだんごスープがのみたいなあ」ひとりぽっちになったおじいさんは、はじめておだんごスープをつくりました。ぐらぐらおゆにおにくのおだんごまるめてぽとん…スープができたとき、ドアのそとで小さなあしおとがしました。だれかきたようです。

感想・レビュー・書評

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  • おばあさんが死んで一人ぼっちになってしまったおじいさん。
    すっかり元気をなくしていましたが、ある朝おばあさんが作ってくれておだんごスープを飲みたくなります。
    おばあさんがスープを作る時に口ずさんでいた歌を思い出しながら作ってみます。
    スープが完成した時、かわいらしいお客さんがやってきて・・・
    お客さんは毎日増えてきて、最後には大勢の子ども達でいっぱいに!
    スープも回を重ねるごとに美味しくなり、おばあさんの味とそっくりになりました。
    暗かった部屋が少しずつ明るさを取り戻して行く様子がおじいさんの元気になっていく様子と重なるよう。
    単純な繰り返しが何度も出てきて楽しめる絵本です。

  • 9分。亡きおばあさんのスープが飲みたくなったおじいさんのところに、ネズミ、猫、犬、次々に友達が増え、おじいさんは元気を取り戻します

  • おじいさんが 段々と 元気になっていく…絵の色調も 段々と 明るくなっていく♪…読んでいて ワクワクてしてくる 絵本♪

  • 死にふれた絵本で一押し。
    おばあさんが死んで、おじいさんは何日も暗い部屋のなかにじっと座っていました。ふと、おばあさんのおだんごスープを思い出したおじいさんは、自分で作り始めます。おばあさんがスープを作りながら歌っていた歌を口ずさみながら。スープができると小さなお客様がやってきて、おじいさんと一緒にスープを飲みます。
    おばあさんのスープはもっとおいしかった。おばあさんは何と歌っていたかな…おじいさんは毎日スープを作ります。枯れた花を片付け、花を飾りカーテンを開いて、おじいさんがすこしづつ元気をとりもどしていく様子が丁寧にえがかれています。
    小学生以上。大人にもぜひ! 9分。

  • 繰り返し登場する歌も調子よく、子どもがよろこびそうなお話。心もあたたまる。

  • おばあさんに先立たれたおじいさん。
    悲しみに沈み、配達された牛乳と買って来たパンしか口にしない日が何日か続いた後、ふと思います。「おばあさんが作ってくれたおだんごスープが飲みたいなあ」と。

    こんなん冒頭でもう泣いてしまうわ……。

    おばあさんのスープを再現しようと思い立ったおじいさん。
    なにか足りないなあ?と頭をひねりながら何度も試行錯誤していくパターンは「石のスープ」系のお話と同じですが、ご相伴にあずかろうと夜毎やって来るお客達が楽しくて、おじいさんと一緒にこちらまで温かい気持ちになってきます。

    枯れたままになっている花瓶の花が後に生け直されていたり、おばあさんが生前愛用していたであろう椅子におじいさんが座るようになったり、とにかく絵の細部をじっくり眺めたい!是非手元に置きたい一冊です。

  • 「おばあさんがつくってくれたおだんごスープがのみたいなぁ」ひとりぽっちになったおじいさんは、自分でつくってみることにしました。おばあさんが歌っていた歌をたよりにスープをつくると,小さなお客さんがやってきて…。スープが呼んだ新しい出会いと,おじいさんの笑顔に心が温まるお話。(約8分)

  • 自分のためだけのスープがいつの間にか大勢のために作るスープになっていた。
    誰かの要望に応えながら作るものは、どんどん美味しいものになる。

    そうやって広がる人の輪。
    スープを飲んでいくときと同じように暖かくなる気持ちがしました。

  • 材料やスープを食べる仲間が増え、お鍋がどんどん大きくなる様子で心も温まるお話です。

  • 三年生のクラスに読みました。
    所要時間7分くらい。

    冬におすすめ。
    おばあさんがなくなったところから始まりますが、あたたかな気持ちになれるお話。

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著者プロフィール

角野 栄子(かどの えいこ、本名 渡辺栄子)
1935年生まれ。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業後、紀伊國屋書店出版部に勤務し、結婚して退職。1960年、25歳の時に自費移民としてブラジルに2年間滞在。早大時代の恩師、アメリカ文学研究者龍口直太郎の勧めによって、ブラジル体験をもとに描いたノンフィクション『ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて』で作家デビュー。それから7年かけて、絵本・童話の創作も始めた。
産経児童出版文化賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞、巌谷小波文芸賞、東燃ゼネラル児童文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など多数の受賞歴がある。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。
2018年、「児童文学のノーベル賞」「小さなノーベル賞」と評される国際アンデルセン賞作家賞を受賞。代表作の『魔女の宅急便』シリーズ、『トンネルの森1945』が受賞声明で言及されていた。

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