おだんごスープ

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033307800

感想・レビュー・書評

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  • 2010.2.8.妻を亡くしたおじいさん。何をする気力もなく、飾ってある花も枯れたまま、ランプシェードも乱れたまま...だった。でも妻の作っていた温かいおだんごスープを飲みたいと思い、作るようなると...。生きる活力が湧いてくるのが絵を通してわかり、温かいスープと共に心もあたたまる。

  • おだんごスープおいしそう。
    美味しさのスパイスって、やっぱり♪

  • 7分くらい。
    おばあさんが亡くなって、一人ぼっちになったおじいさん。
    何をする気にもなれなくて、ふさぎこんでいました。
    ある日、ふと「おばあさんの作ったおだんごスープが飲みたいなぁ」と思い、自分で作ることにしました。
    そこへ、ねずみ、猫、犬、子どもたちがやってきます。

  • おばあさんが死んで一人ぼっちのおじいさんは、おばあさんが作ってくれたスープが懐かしくて、思い出しながら作ってみます。
    だけど、何かが足りない・・・。
    突然お客がやってきて、スープをご馳走するおじいさん。
    ところがお客は次々とやって来て、大人数でスープを分け合っているうちに、おじいさんは元気を取り戻していくのです。

    おじいさんのスープに何が足りなかったのか。
    低学年の子ども達にもよく伝わるおはなしです。
    メイン本にどうぞ。

  • ちょっと冒頭が悲しすぎて涙でそうになりました。帰省したくなっちゃう作品。

  • 「おばあさんのスープがのみたい」ひとりぼっちになってしまったおじいさんが、思い出しながらおだんごスープを作ります。その匂いにつられて最初は小さなお客様がやってきて、次の日には更に増えて。元気になっていくおじいさんの表情や部屋の様子も細かく描かれている絵本です。

  • 心が温まるやさしい本です

  • おばあさんを亡くしてしまい、何もする気力をなくしたおじいさん。
    そんなおじいさんを元気にしてくれたのは、おばあさんが生前つくってくれたおだんごスープ。なんとかしてあの味を再現したくなったおじいさん。
    おだんごスープを作ると毎日訪問者が増えてきます。
    さてさておじいさんは、おばあさんのあのおだんごスープの味を再現できるのでしょうか?これは読んでからのお楽しみ!!
    (子供)とても気に入って寝る前に何度もリクエストが来ました。絵が大人っぽかったのですが、毎日訪問者が増えてくる様子がおもしろかったのかな?
    (母)フランスのおじいさんなのかな?って推測できました。だって赤ラインのリネンのクロスを腰にかけ、お台所にたっている姿。お買い物の際には、マルシェかばんを持って出かけます。雑貨好きの私は、そんなところに目がいってしまうそんなかわいい絵本です。

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著者プロフィール

1935(昭和10)年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、出版社に勤務する。25歳の時からブラジルに2年間滞在し、その体験をもとにしたノンフィクション『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で作家デビュー。著書に『ズボン船長さんの話』『小さなおばけ』シリーズ、『魔女の宅急便』『ぼくびょうきじゃないよ』『おだんごスープ』『ラストラン』など数多くの絵本・児童文学作品がある。産経児童出版文化賞大賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文学賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など受賞作品多数。

「2017年 『いろはにほほほ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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