- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784033307800
作品紹介・あらすじ
「おばあさんがつくってくれたおだんごスープがのみたいなあ」ひとりぽっちになったおじいさんは、はじめておだんごスープをつくりました。ぐらぐらおゆにおにくのおだんごまるめてぽとん…スープができたとき、ドアのそとで小さなあしおとがしました。だれかきたようです。
感想・レビュー・書評
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おばあさんが死んで一人ぼっちになってしまったおじいさん。
すっかり元気をなくしていましたが、ある朝おばあさんが作ってくれておだんごスープを飲みたくなります。
おばあさんがスープを作る時に口ずさんでいた歌を思い出しながら作ってみます。
スープが完成した時、かわいらしいお客さんがやってきて・・・
お客さんは毎日増えてきて、最後には大勢の子ども達でいっぱいに!
スープも回を重ねるごとに美味しくなり、おばあさんの味とそっくりになりました。
暗かった部屋が少しずつ明るさを取り戻して行く様子がおじいさんの元気になっていく様子と重なるよう。
単純な繰り返しが何度も出てきて楽しめる絵本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
息子がこれ作ってというので今度作ってみます
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2023.1.12 3-2
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なかま
1年生
2年生
4年生 -
9分。亡きおばあさんのスープが飲みたくなったおじいさんのところに、ネズミ、猫、犬、次々に友達が増え、おじいさんは元気を取り戻します
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おじいさんが 段々と 元気になっていく…絵の色調も 段々と 明るくなっていく♪…読んでいて ワクワクてしてくる 絵本♪
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死にふれた絵本で一押し。
おばあさんが死んで、おじいさんは何日も暗い部屋のなかにじっと座っていました。ふと、おばあさんのおだんごスープを思い出したおじいさんは、自分で作り始めます。おばあさんがスープを作りながら歌っていた歌を口ずさみながら。スープができると小さなお客様がやってきて、おじいさんと一緒にスープを飲みます。
おばあさんのスープはもっとおいしかった。おばあさんは何と歌っていたかな…おじいさんは毎日スープを作ります。枯れた花を片付け、花を飾りカーテンを開いて、おじいさんがすこしづつ元気をとりもどしていく様子が丁寧にえがかれています。
小学生以上。大人にもぜひ! 9分。 -
繰り返し登場する歌も調子よく、子どもがよろこびそうなお話。心もあたたまる。
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「おばあさんがつくってくれたおだんごスープがのみたいなぁ」ひとりぽっちになったおじいさんは、自分でつくってみることにしました。おばあさんが歌っていた歌をたよりにスープをつくると,小さなお客さんがやってきて…。スープが呼んだ新しい出会いと,おじいさんの笑顔に心が温まるお話。(約8分)