とべバッタ (田島征三)

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 393
レビュー : 63
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033311401

感想・レビュー・書評

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  • これは、男の子が喜びそうだな。
    表紙とタイトルの文字からして大迫力。中身は更にその上を行く。
    バッタ君のやることなすこと全てから目が離せなくて、ハラハラ、どきどき。
    途中からは「そうだ!行け!飛べ!」と思わず応援してしまう。
    その必死な姿に哲学的なものさえ感じてしまうのは、私が大人だからだろうな。
    子どもたちは、素直にバッタの気持ちになって一緒に隠れたり逃げたり、空に向かって飛んだりするだろう。
    ゆっくり読んでも約3分。3、4歳から。

    しかし田島征三さんの絵はいつもながらあっぱれだ。
    この絵があってのこの作品で、短い文章もまことに力強い。
    バッタ君はただもう生き延びるために必死なのだが、命の瀬戸際になって背中の羽根に気が付く。
    こういうことを「叡智」と呼ぶのだと、昔あるお寺の住職さんに教わったことを思い出した。
    私は叡智を呼び出したことがあるかな・・無いなぁ。
    ここまで必死に生きたことさえないもの。なんとお粗末。
    ラストの、両開きの夕焼けが素晴らしい。
    バッタ君の目からは、きっとこんな風に見えたことだろう。

  • バッタ版、イノナカノカワズ、タイカイヲシラズ。

    バッタが飛ぶことにより、危なげながらも世界が広がっていく。
    子供が成長していくのと重なるのは私だけ?
    虫の絵、すごくいい。

  • ちっぽけなバッタが、自分を変える旅にでます。次々に襲いかかる天敵に体あたりしながら、大空に飛び立つ姿がたくましい。力強い生命力を感じる迫力満点の絵本です。

  • 力強さのある絵。好き嫌いがわかれそうだが、勢いがあってよい。

  • 図書館にて。
    昔蔦屋書店に平積みされていたのを見てからずっと気になっていた本。
    何よりバッタの絵の迫力と言ったら。
    あまり虫に興味のない娘の食いつきは今ひとつだったが、大人のパパママが圧倒された。
    そのうち虫取りをしたり、野原を駆け回ったりたくさんしたらまた感じ方が変わるだろう。

  • バッタの絵の迫力に、読み聞かせ心がそそられます。
    捕食者におびえるバッタがそれらを振り払って新世界を求めるというもの。

    ストーリーは深く、大人の絵本としても楽しめそうです。

  • 迫力ある絵

  • 迫力ある絵です。

  • 図書館で借りて読み。

    びくびくしながらちぢこまって過ごすよりも、危険かもしれないけど外に出てみたらいい。思いもよらないパワーが、自分の知らない自分が見えてくるかもしれないから。
    というメッセージの絵本。(大人にとっては)

    6歳児は物語をそのまま楽しんだ模様。

  • 敵が怖くて怖くていつもビクビクしていたバッタ。ある日大きな決意で行動を起こします。
    決意が自分を変える。勇気を持って行動すること。運命を切り開くのは自分、ということを教えてくれます。
    田島さんのダイナミックな絵も素晴らしいです。

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プロフィール

1940年、大阪府に生まれ、高知県で幼少期を過ごす。伊豆半島に住み、絵本を作りながら、新潟県十日町市に「絵本と木の実の美術館」を、香川県大島に「青空水族館」をプロデュース。『ちからたろう』(ポプラ社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展金のりんご賞、『ふきまんぶく』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞、 『とべバッタ』(偕成社)で絵本にっぽん賞・小学館絵画賞など、受賞多数。絵本に『くさむら』(偕成社)『ガオ』(福音館書店)、エッセイ集に『絵の中のぼくの村』(くもん出版)などがある。2018年国際アンデルセン賞候補。

「2018年 『わたしの森に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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