どうぶつさいばん タンチョウは悪代官か?

著者 :
制作 : あべ 弘士 
  • 偕成社
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本棚登録 : 56
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033313702

作品紹介・あらすじ

北海道の湿原。さいばんがはじまります。うったえられたのはタンチョウです。タンチョウはヤチウグイをたべます。ふえ続けるタンチョウは、もっともっとといいます。ヤチウグイのからだは、タンチョウに支払う年貢、いいかえると、税金のようなものです。「このままでは全員たべられてしまいます!」ヤチウグイがいいました。納得できない年貢のとりたてをする人のことをむかしは悪代官といいました。タンチョウはほんとうに悪代官なのか?さいばん長は、ワタリガラスです。5歳から。

感想・レビュー・書評

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  • キラコタン、ヤチウグイ、ワタリガラス

  • 2010.02 4-2

  • 2015/5/19 4-4

  • 人間の身勝手さを感じます。

  • 動物たちの裁判で、自分たちをどんどん食べようとするタンチョウはひどい、と餌である魚・ヤチウグイが訴えた。それについて動物や人間が議論する。
    最終結論は「人間の勝手だった、タンチョウが悪くない」。

    「食物連鎖と人」の関わり方、問題点を訴える絵本。
    なかなか新鮮な視点だなと思った。

  • 「悪代官」って子どもには難しそう!?とも思いつつ、考えさせられるお話。
    『としょかんライオン』同様、法教育教材としても紹介された絵本。

  • どうぶつさいばんシリーズ。
    北海道の湿原。訴えられたのはタンチョウです。タンチョウはヤチウグイを食べます。毎年、数を増やしているタンチョウは餌であるヤチウグイをどんどん食べていくため、ヤチウグイの数は減っていき、このままでは絶滅してしまう。
    タンチョウの数は何故、増えたのか。
    人間が冬場のタンチョウを可哀相に思い餌をやったから。人間が湿原を半分にしてしまったから。
    地球は人間と人間の好きな物だけのものではありません。天然記念物だとて、沢山の普通の生き物がいて、やっと生きてゆける生き物だった。
    タンチョウを悪代官(税金を不当に取り立てる役人)と言わしめたのは人間だったのだ。

  • 畑をあらすタンチョウ。
    でも本当のところはどうなのか?
    環境と弱肉強食の世界。

  • 北海道の湿原で行われた動物裁判。ヤチウグイから「悪代官!」と訴えられたタンチョウ。なぜ?
    タンチョウが増えたせいでこのままでは「みんな食べられてしまいます!」とヤチウグイ。そもそもタンチョウが増えてしまったのはなぜ?
    人間の傲慢さを思い知らされる2009/04/10

  • 『どうぶつさいばん ライオンのしごと』等シリーズあり

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著者プロフィール

1937年、大分県生まれ。獣医師、写真家。1963年より北海道東部において、活動を始める。映画「キタキツネ物語」企画・動物監督。著書「子ぎつねヘレンがのこしたもの」(偕成社)が「子ぎつねヘレン」として映画化され、2006年3月に封切。「えぞ王国」(新潮社)、「オホーツクの十二か月」(福音館書店)、「どうぶつさいばん」シリーズ(偕成社・あべ弘士/絵)ほか、写真集、エッセイ、絵本のテキストに多数の仕事がある。

「2016年 『恋文 ぼくときつねの物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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