こんもりくん

著者 : 山西ゲンイチ

• 偕成社 (2011年1月8日発売)

作品紹介・あらすじ

こんもりくんは、おふろが嫌い。髪を切るのも大嫌いだったので、気がついたら…。

感想・レビュー・書評

[Tatsuo-yさんの感想 · 2022年11月20日]

とってもコミカルでビジュアルもストーリーも楽しいと思います。これだけ分かりやすいビジュアルだと子供の反応もとても良く感じます。

[ニャーテンさんの感想 · 2018年1月19日]

表紙からしてこんもりくんのアフロヘアがメインだなと想像つくが、彼が転んでからの展開は完全にこちらの想定外。
その髪の毛に囲まれた世界のシュールさにジワジワくるwなぜネズミが？かみのけーランドって何？疑問を上げだしたらキリがないのだけど、それらが霞むほどこんもりくんのヘアストーリーはブッ飛んでいたw
2歳2ヶ月の息子もこのこんもりくんワールドにハマったのかくり返しリクエスト。

[unknownさんの感想 · 2013年11月30日]

お風呂も髪を切るのもきらいなこんもりくん。
髪の毛を切らないものだから頭は大きなアフロのように。
朝は１人でベッドから起き上がれないし、テレビを見ると後ろのお母さんとお父さんは画面が見えないし、逆立ちも出来ない。
でも、小鳥が木だと思って巣を作ったり、食べかけの食べ物をしまっておいて好きな時に食べられたり、花瓶にもなる、と本人は気に入っている。
今日もお父さんが髪を切ろうと鋏を持って迫ってくるけれど、うまく逃げる。
ところが、転んで頭と足が逆さまになり、大きすぎるアフロのため起き上がれない。
そうしているうちに髪の毛の中にすっぽり入ってしまうこんもりくん。
髪の毛の中はなんとネズミたちがかみのけーランドを作っていた。
ネズミの女の子チロリは、こんもりくんが食べ物やおもちゃを髪の毛の中に入れてくれるのでここはとても住み心地がいいと言う。
こんもりくんの髪の毛なので、ネズミたちはみんなこんもりんくんを王様のように扱う。
居心地がいいしここにずっと住もう、と決めネズミたちと楽しく遊んでふかふかのベッドで眠るこんもりくん。
ところが突然おならがしたくなる。
臭くないおならならいいな、と思い我慢出来ずするとこれが臭い。
ネズミたちは臭さに目を覚まし、臭くて死んでしまう、こんな臭いやつは追い出そう、とこんもりくんにつながっている髪の毛を切って外に追放してしまう。
外にいたお父さんとお母さんが短い髪の毛も似合っていると言うと、こんもりくんもまんざらではない様子。
残ったネズミの棲み処の髪の毛は家の近くの木の上に置いてみる。
チロリたちも見晴らしがいいと大満足。

自分の髪の毛の中に引きこもるこんもりくん。
どうなるかと思ったら、臭いおならのせいでネズミたちの追い出されてしまうとは。

ネズミが住み着く髪の毛。
不衛生でちょっと嫌…。
大きな髪の毛で困る両親、大きな髪の毛が便利な理由は面白いけれど、おならの落ちはいまいち。

ネズミたちの色が青いせいか、なんとなくドラえもんっぽく見える。

[everydaysundayさんの感想 · 2024年4月20日]

皮膚科の待合室に置いてあったのを6歳児Wが持ってきたので読み。
髪の中にあるワンダーランド。
最後はおならで破綻するワンダーランド。それでよいのか。

[そうしさんの感想 · 2024年1月7日]

じぶんが、ゲキタイされたから、ネズミに、も、ゲキタイしればいいのに、。

[こうき 3歳さんの感想 · 2023年5月21日]

3歳半。
表紙からして楽しそうな絵本。
その内容は、想定外の展開でした（笑）
誇張しすぎた面白エピソードトークという感じです。
メッセージ性は特にないけど、話の展開を楽しめる。

[五代小ぽけっとさんの感想 · 2022年12月19日]

2024.2.15 2-1
2023.11.16 2-3
✳︎
2022.12.15 6-4

[ありママさんの感想 · 2022年4月26日]

髪の毛がこんもり！あり得ない事なだけに、もしなったらどうなるの？！とこんもりくんのお話に惹かれていきます。
テレビ画面を占領していたり、中に物を収納したり発想がおもしろくて笑える。
本人の知らないうちに、髪の毛の中にはかみのけーランドができていて、こんもりくんの管理が行き届かずについには追放されてしまう。
思いがけず髪の毛と離れたけど、意外にも快適？！！

[たぬきママさんの感想 · 2022年4月5日]

あっひっかかったという本に似ている
4分

[toppinparariさんの感想 · 2022年2月15日]

髪の毛を切るのも洗うのも嫌いなこんもりくん
気がつくとこんなことになっちゃった！
ポリューミーな髪の毛の中はなんとネズミの国に！
そこで楽しく遊ぶこんもりくん
一生ここで暮らすぞ〰️！
その夜、そっとおならをしてしたこんもりくん
さぁ大変なことに！

読み聞かせ時間は４分位です

著者プロフィール

1971年長崎県生まれ。イラストレーター、絵本作家。『ブタコさんのかばん』（ビリケン出版）、『ブルオはいぬごやのした』（岩崎書店）、『こんもりくん』（偕成社）、『カンガルーがいっぱい』（教育画劇）、『みにくいフジツボのフジコ』（アリス館）、さし絵の作品に『だれも知らない犬たちのおはなし』（あすなろ書房）、『そばかすイェシ』『世界一の三人きょうだい』（徳間書店）など。

「2020年 『ヒゲタさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」