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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784033323206
みんなの感想まとめ
春の訪れとともに、桜が織り成す美しい風景を描いた本書は、四季折々の桜を背景に、様々な生き物たちとの「はじめまして」が展開される絵本です。色とりどりの花々や生き物たちの楽しい台詞を通じて、桜がもたらす恩...
感想・レビュー・書評
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表紙いっぱいに描かれた、桃と白の花たちは、表裏の両見返しの色違いも印象的な、目にも鮮やかで、可憐で華やかで美しい、そんな春の花といえば・・そう、『さくら』が主役の絵本です。
本書は、四季折々の桜に対して、様々な虫や鳥や動物たちがしている、「はじめまして」を目の当たりにすることで、桜から恩恵を受けている友達は、こんなにたくさんいるんだということを実感させられる上に、それらには楽しい台詞も付いていて、実際に、こんな場面が桜の中では展開されているのかもしれないと思うと、春に限らず、これから桜を見るのが、より楽しみになってきますし、そこからは、お互いに支え合いながら生きているということに、感謝する気持ちの大切さを教えてくれているようにも思われて、私も見習うべきところがあるなと感じさせられるものがありました。
また、「近藤薫美子」さんの絵には、精密とはまた違った、やさしさと繊細さが感じられる、手描きのもつ温かさと共に、桜に対する思いの強さも感じさせられ、特に、誰もいなくなった冬の桜の木で、ひとひらの雪と冬芽が、「はじめまして」をする場面には、他の季節に比べて、友達はたった一人なのかもしれませんが、それでも桜にとっては、寂しかった心にぽっと灯が点ったような嬉しさが垣間見えるようでしたし、その後に展開される、数え切れない「はじめまして」に、こういう捉え方もあるんだといった、その意外性のある表現の仕方には、近藤さんのその思いが、より滲み出ているように感じられました。
それから、タイトルの「はじめまして」について、実はもう一つ、とても大切な意味があります。
それは、一年前に「はじめまして」をした、シジュウカラが、同じ桜の木の、同じ場所に咲いていた花に再会したときの台詞が、私にはとても印象的で・・たとえば、私は毎年同じ桜の木を見ていて、
「ああ、今年もまた咲いたな」と感じていた事が、実は正しい意味では無かったように、同じような形に見えるひとつひとつの花にだって、ひとりひとりの人間が全く異なる人生を歩んでいくような一面があるのだし、同じ場所に咲いている花は、決して永遠の命を与えられているわけではなく、花にだって、人間のように限られた一生があるという事を実感したときの儚さがある故の、一度きりという言葉が、より心に迫る、かけがえのない美しき存在感だったのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今年咲いた花は昨年と同じようで同じでない。
いつも毎年はじめまして。
そんな気持ちで生きていきたいなと思った。 -
桜の木と四季と“はじめまして”
さくらのきに きせつはめぐっても
いつもいつも はじめましてのはな
いちどきりの はるなのです
○にぎやかで喜び溢れる春と夏
○静かに命を抱きしめる秋と冬 -
春の初めに一輪咲いた桜の花と、蜜を求めて飛んで来たミツバチが「はじめまして」とご挨拶。次々に花が開き、あっちでもこっちでも「はじめまして」が広がって、季節が和やかに巡っていきます。次の春、また同じように花が咲いたように見えても、やはり「はじめまして」の積み重ねなのですね。
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いわゆる入学シーズンに使える本です(笑)
たぶん小学1年生ではちょっと難しいので、
ベストは中学か高校の1年生の読み聞かせ。
はじめましての挨拶のかわりに読むにはぴったりの絵本。
桜の絵も美しく、
一期一会の春を描いています。
また1つ春の良い絵本ができてうれしいです。 -
虫たちの囁き、ふんわりとした優しい絵に、作者の優しい気持ちが伝わってきた。
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次女なの選ぶ本は決して私が幼稚園のときには選ばなかったような、少しリアルな絵。
この本も本当に読みたいの?と思ったけど、興味ありだった。虫とか好きなのよね。 -
桜の花を中心に、さまざまな出会い、季節の移り変わりを描いた本。花や景色だけでなく虫や鳥たちも綺麗に描かれている。子供も楽しめるし、大人でも読み応えのある内容だと思います。
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年長さんに読み聞かせで。子供よりも親の私がじっくり読んでいました。春の入学シーズンにまた読みたいと思います。
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一年を通して桜の木のまわりでのはじめまして。いろんな虫たちがでてくる。
探すのをたのしんた。
C8793 -
はる、なつ、あき、ふゆ。
きせつはめぐりますが、
どんな いちにちにも
はれやかな
「はじめまして」に
みっています
と本のカバーに書かれています。
春には桜の花が咲き、桜の木にはシジュウカラやミツバチやケムシたちが集まって、「はじめまして」
花びらが散って、シジュウカラたちは旅立ち、小さな実が顔を出して、そこにもいろんな虫たちが集まって「はじめまして」
桜の木と、そこに集まる生き物たちの「はじめまして」
細かいところまで、楽しく読める絵本。 -
いま、まさに♪ な絵本です。
桜の花の美しさ、小さな生きものたちへの視線。
あたたかく、やさしさに満ちてて。
近藤薫美子さんならではの、こまかい、こまかいドラマがページ各所に盛り込まれてて。 -
春、桜の木にいろいろな虫や鳥がやってきて、あちこちでみんながお互いにはじめましての挨拶をする。
夏や秋になってもいつでもはじめまして。
冬が過ぎてまた春になる。
同じ桜の木だけれど、1つ1つの花は去年とは違う。
似ていてもやっぱりはじめまして。
どのページでも虫や鳥たちが挨拶をしたり喋っていたりして賑やか。
ごちゃごちゃしていて生き物が背景に溶け込んでいるのでちょっと見にくい。
同じに見えて本当は違う。
1度きりしかない、ということが伝わってくる。
ちょっとさみしい。 -
春が来て桜が咲き季節が巡る.絵がとても美しい.
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図書館本。春が待ち遠しくなる絵本です。風と桜の花ひらが「出会って」舞い散るシーンがお気に入り。
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岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00610031
一本の桜の木をめぐるさまざまな「はじめまして」を、豊かに、たからかにかきあげたおおらかな絵本です。(出版社HPより)
著者プロフィール
近藤薫美子の作品
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