しおかぜにのって

  • 偕成社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033339108

作品紹介・あらすじ

ラッタ ラッタ ラビッタ ラッタ
ラッタ ラッタ ピョコラッタ

ラビッタちゃんと妹のピョコラッタちゃんのお母さんのおなかには、赤ちゃんがいます。新しいきょうだいができるんです! そんなとき、遠くにすむじいじとばあばあから手紙をもらいました。
「あかちゃんに会いにいくから、むかえにきておくれ」
でも、お父さんはお母さんのそばをはなれられません。

そんなことから、ラビッタちゃんとピョコラッタちゃんは、空港までじいじとばあばを迎えにいくことになりました。

山を抜けて、海を越えて、町に入り……。
はたして二人は無事に空港にたどりつき、じいじばあばを迎え、そして山のお家まで帰れるのでしょうか。

冬ごもりに向けたお買い物を描いた秋の絵本『ゆきがふるまえに』(2016年)、芽吹きの丘のピクニックを描いた春の絵本『わかくさのおかで』(2019年)につづく、ラビッタちゃん絵本。こんどは夏です!

感想・レビュー・書評

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  • 「じいじとばあばから手紙が届きました。ラビッタとピョコラッタは、パパが描いてくれた地図を頼りに、山を越え、海を渡り、お迎えにいきます。はじめての旅の始まりです。

  • お気に入りのラビッタちゃんシリーズ

  • ラビッタちゃんシリーズ3作目。
    ラビッタちゃんが、目に見えて大人っぽくなっています。
    大きくなった妹と2人、じいじとばあばを迎えに行きます。
    馬車に乗り、カヌーを漕ぎ、道のりは遠くて…。

    今回なんと、おまもりの笛を吹かなかった!
    周囲の人たちに助けられて、はじめてのおつかいを見ているよう。
    こうして子供はいろんな人たちに育てられていくんですね。

    相変わらずの美しい絵、引きとアップの構図がリズム感があって素晴らしい〜!

  • 知らなかったがシリーズもののよう。とても隅々まできれいに描かれた絵。最初の地図にはじまる、小冒険は子供なら基本は好きになりそう。全体的にも暖かい内容です。うさぎの赤ちゃんがリアルに描かれているのが印象的。

  • 3歳2ヶ月。ラビッタちゃんシリーズにハマっています。相変わらず絵が綺麗で、前作の背景に登場した動物も登場するので探すのが楽しいです。赤ちゃん好きの娘にはたまらないラストだったようで、シリーズの中ではこれが一番お気に入り。

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著者プロフィール

姫路市生まれ。絵本作家。武蔵野美術大学油絵学科卒業。卒業後、「あとさき塾」にて絵本作りを学ぶ。絵本に「ラビッタちゃん」シリーズ(『ゆきがふるまえに』『わかくさのおかで』『しおかぜにのって』『こおりのむこうに』)『ふたつでひとつ』『どうぶつみずそうどう』(偕成社)、挿絵に『ドリーム・アドベンチャー――ピラミッドの迷宮へ』(偕成社)、『ライオンつかいのフレディ』(文研出版)などがある。

「2023年 『りすねえさんのさがしもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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