- Amazon.co.jp ・本 (49ページ)
- / ISBN・EAN: 9784033480503
感想・レビュー・書評
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図書館。ぞう好きな年少息子に、ぞうの本を見つけるとつい借りる。息子よりも年長娘の食いつきが良く、二晩連続でリクエストを受けた。
私は内容よりも、出てきた「つんぼ」という言葉に驚いた。小学生の頃、プールの授業のあとに耳が詰まると「耳つんぼだー」という会話を友人たちとよくしていた。高学年になった頃か、中学生のころか、「〇〇ぼ」という表現が差別表現になりうることを何かで読んで、それ以来、〇〇ぼという表現は自分が育った地域には多々あるけれど、それは差別的な表現なのか?地域的な方言なのか?よくわからなくなり、使うことを意識的に控えだした。(当たり前に使ってきた言葉なので、つい口をついて出ることもあったが)
その言葉が、2008発行のこの本で出てきたことに驚き、読み聞かせしながらたじろいでしまった。そこでこの言葉をググると、耳が聴こえない人を指す言葉という情報と、それと合わせて差別用語であるという指摘をしている情報も出てきた。子どものころは、ただ「水が耳に詰まった状態を指す言葉」だと認識していた言葉が、実はその由来は差別的な表現だった、というのは、子ども時代に感じたなんともいえない重たい気持ちを思い出させる。同時に、なぜこの絵本でこの表現が使われているのか、気になる。2022/3/9詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何と奇想天外なお話でしょう。題名の通りなのですが、何でも有りの物語でした、最後は神様のチカラによるものでしょうか?
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読み聞かせるのには、「ちょっと長いな~、ぜぇぜぇ・・・」なんて思いながら読みましたが、なまけどりのメイジーと正直者のホートンの対象性がとってもわかりやすくて、最後には親子して入り込んで読みました。ラストも、ぐ~っ!