- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784033480909
作品紹介・あらすじ
ネッドとドニーはふたごです。ある日、ドニーがてぶくろをひとつなくしてしまいました。そのことを知った近所の人たちがつぎつぎに、おちていたてぶくろをとどけてくれるようになりました。おとなりさん、学校の先生、ゆうびんやさん、ごみあつめのトムさん、ぎゅうにゅうやさん…。ふたごのうちには、てぶくろがいっぱいあつまりました。こんなにたくさん、どうしたらいいのでしょう。そのとき、ネッドがいいことを思いつきました…。
感想・レビュー・書評
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双子のネッドとドニーが赤い手袋をなくした、と聞いた町の人々が、次々に片っぽ手袋を持ってきてくれる。優しい素敵な町ですね。そして、集まりすぎた手袋をどうしよう…と思いついたアイディアがまた優しい、素敵なお話です。
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両親が旅行中で、おばあちゃんが双子の男の子のお世話をしてくれている。
気をつけていたはずなのに、男の子は赤い手袋の片方をなくしてしまった。
ところが、次から次へと色々な人が家を訪れて、手袋を届けてくれる。
郵便屋さんからトラックの配達のお兄さんまで。
ええ?また?と思いながら笑えてくる。
想定外の数が届いてしまったので、庭にロープを張って手袋をぶらさげ、
落としたひとは取りに来て下さいと、張り紙をするというアイディアも面白い。
しかも雪の中でぶら下がったいくつもの赤い手袋が、とても綺麗なのだ。
やがてどんどん落とし主が現れて、手袋はひとつずつ戻っていくけれど・・
最後まで飽きさせないお話で、善意でいっぱいのひとたちだらけ。
絵もシンプルで、文の量もほどほど。
どんどん手袋が集まってくる場面では、小さな子たちもくすくす笑う。
それにしても、手袋ってどうして片方だけ無くすんでしょうね(笑) -
好きなタイプの絵本だ…
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スロボドキンの優しい色合いの絵と、落としたてぶくろをとどけてくれる町のひと気持ちで、冬のお話だけど、なんだかあったかくなる。
画を描いたスロボドキンの両親は、ウクライナ出身とのこと。
この町のような平和を願ってやまない。 -
てぶくろがいっぱいいっぱい色々な人がとどけてくれたのがびっくりした!
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「えぇー⁉ またぁ?笑(とにかく笑う)」(長女7才)
「え?え?笑 外に出しっぱなしはダメだよねぇ?」(次女)
スロボドキンさんの本を初めて読んだ。
あったかくてはまりそう! -
てぶくろが!いっぱい!
どんどんあつまって
どんどんぶらさがって
そのてぶくろがまたかわいい…! -
“手袋かたっぽ紛失事件”、北国で育っていたら必ず体験するよね。
ふたごちゃんのネッドとドニーが手袋を失くして、ご近所中が届けてくれたら…
これはストーリーも絵も、こどもたちがよろこぶ展開ですね。ちっちゃいコの”ぼっこ手袋”って、ホントかわいい。