ホットケーキできあがり!

著者 : エリック・カール アーサービナード

• 偕成社 (2009年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

あさいちばん、「きょうはでっかいホットケーキがたべたいなぁ」とおもったジャック。でも、すぐにはたべられない。ますこむぎをかりとり、こなにして、つぎはにわとりからたまごをもらい、それからぎゅうにゅうをしぼって…。ホットケーキはぶじにできあがるのかな?4・5歳から。

感想・レビュー・書評

[スキッパーさんの感想 · 2020年9月9日]

「ホットケーキたべたい」「いいわよ、まずは小麦を刈り取って、脱穀して粉にして、卵を取ってきて…」。
一つの結果・目的を達成するためには、様々な工程を踏んでいる（踏まなければいけない）ということがわかる絵本でした。
教育的な視点もある絵本なのに押しつけがましくないのは、エリックカールの絵がキレイなのと、登場人物のお母さんが余計なお説教などしないからだろうか…。
さっぱりと教えられるので読み聞かせにもよいと思いました。

[きつねとぶどうさんの感想 · 2021年9月15日]

ホットケーキの作り方、そこから始めるのね！鮮やかなエリックカールさんの絵にこどもも夢中。時間をかけて作ったけれど、食べるのは一瞬。

[ルイコスタさんの感想 · 2020年4月6日]

大好きなホットケーキの絵本。「ホットケーキをつくろう！」と、ポジティブに張り切るジャックの素直さが素敵！

[にゃぴさんの感想 · 2017年3月22日]

でっかいホットケーキを食べたい。
そのためには、麦を刈り、粉をひき、メンドリから卵をもらい、牛の乳を搾り、表面のクリームをすくってひたすら混ぜてバターを作り…

ホットケーキは、本来これだけの手間ヒマをかけないと食べられないと思い出させてくれる。

探検家の関野吉晴氏のゼミで、一杯のチキンカレーを材料作りからすべて一年間かけて行うというのがありましたが、食べ物がどこからどうやって食卓に上っているのかを知るということは、都会に住む現代人にとって大切なことだと思います。

アーサー・ビナードさんの訳もいい感じです。

[あけぼしさんの感想 · 2022年8月18日]

食べ物への感謝の気持ちが深まりました。ただのホットケーキづくりが冒険のように感じました。

[hkmookさんの感想 · 2021年5月12日]

「いただきまーもぐもぐもぐ」

ホットケーキができあがる工程がよくわかります。子どもたちに手順を学んでもらうのによい絵本と思います。（６分）#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ホットケーキできあがり #エリックカール #アーサービナード #偕成社

[りぶれさんの感想 · 2020年7月12日]

エリックカールさんならでは、の絵が楽しかった。海外の絵本だから？？前も思ったけれど、してもらうんじゃなくて、自分も「やる」風潮だたなぁ。（4歳）

[Tatsuo-yさんの感想 · 2024年4月15日]

一つのホットケーキを作るのに、多くの手数、材料が。食事一つにも、いろんな苦労があるということを学ぶことができる。絵もカラフルで見た目も印象に残ります。

[とまもさんの感想 · 2020年12月25日]

ホットケーキって焼いたら終わりではなくて、一から作るとどれだけの人の力で今自分が食べられるのか痛感する。ありがたや〜！

[ひとこさんの感想 · 2020年6月26日]

2020.06.19

著者プロフィール

1929年6月25日、アメリカニューヨーク州生まれ。1967年、『くまさん くまさん なにみてるの？』（ビル・マーチン／文）で絵本作家デビュー。1969年の『はらぺこあおむし』以降、さまざまなしかけを施した作品を発表。また、舞台美術や立体作品など絵本以外の活動も行う。2003年、ローラ・インガルス・ワイルダー賞受賞。著書に『はらぺこあおむし』『パパ、お月さまとって！』『10このちいさな おもちゃのあひる』『えをかくかくかく』など多数。

「2021年 『エリック・カールのはらぺこあおむしスクラッチアート』 で使われていた紹介文から引用しています。」