さかさんぼの日

制作 : マーク・シーモント  三原 泉 
  • 偕成社
3.83
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本棚登録 : 52
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033482507

作品紹介・あらすじ

服を着る順番も、歩き方も、食卓につく向きも、ぜーんぶさかさまにしてみよう。男の子はゆかいなことを思いつきました。

感想・レビュー・書評

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  • さかさんぼ。
    何もかも反対。
    眠る時はおはよう、食べる時はご馳走さま。
    急に主人公の少年は思いついた。
    今日は、サカサンボの日。
    なにもかもサカサンボにしてしまう日。
    最後は元どおりになって一応、ハッピーエンド?

  • タイトルからしてイカしてますよね。
    ある朝、男の子はベットから出てうーんとのびをした後、今日は「さかさんぼの日」にしようと決めます。だからパジャマを脱いだらすぐコートを着るし、くつを履いてから靴下をはくし、階段だって後ろ向きおります。だって今日はさかさんぼの日なんですから。お父さんとお母さんへの朝の挨拶も「おやすみなさい」です。徹底してるんです。で、すごいなぁと思うのがお父さんとお母さんの反応。「バカなことはやめなさい」なんて野暮なことはいいません。「おやっ」という顔をしながらも「あぁ」と心得てしっかり付き合ってあげるんです。親としてこう子供に向き合えるのはすごいもんです。
    とっても楽しい一冊。

  • なんと言っても家族の対応がステキ。

    私の理想の父親像は「もりのなか」のお父さんなのですが、この絵本の家族も最高に受容的で、ユーモアとウィットに富んでいて、読んでいて幸せな気分になれます。

  • さかさんぽを楽しむ様子が楽しいです。

  • 面白いけれど…『ものぐさトミー』の方が好きかな。

  • 今日はさかさんぼの日!!と宣言して、服を着るのも、朝ご飯を食べるのも、すべてさかさんぼでがんばります。
    それに付き合ってあげる両親がえらい!!
    「朝からバカなことしてないで、早く食べなさい!」って言わないんだもんな〜

  • 子どものきまぐれの楽しさと、それを受け入れる家族の温かさ。

  • ルース・クラウスとマーク・シーモントはいいな。
    物語は単純だけど、オリジナリティがあって、やさしい。絵はしっかりとした技術に裏打ちされた、上品で美しく、子どもに阿ることのない絵。
    男の子が、「今日は『さかさんぼの日』にしょうっと」と、服をあべこべに着て後ろ向きに歩いてテーブルにつくと、お父さんもお母さんもつべこべ言わず、息子のやり方に従う。やるだけやって、心が落ち着くと、『さかさんぼの日』は終了し、いつもの日がやってくる。
    すごく単純なんだけど、実際これをやれる父母は少ないよね。
    「なにやってるの」「いい加減にしなさい」ということになって、子どもの心はこじれて意固地になり、いつまでもさかさんぼを続けることになる。
    自分がこういう子供だったからわかるし、つきあってあげる親にもなれなかった・・・と反省した。
    できれば幼い子のいる親がこれを読んで、たまには子どもの作った世界のルールに従ってあげてほしいな、と思う。

  • あるあさ、男の子はおもしろいことをおもいつきました。「きょうは『さかさんぼの日』にしようっと」 パジャマをぬいで、いきなりコートをきて、そのうえにズボン、パンツ、うわぎ、シャツ…。ずいぶんおかしなかっこうになりました。だってさかさんぼの日だもんね。さかさんぼにあるき、さかさんぼにいすにすわり、おとうさんに「おやすみ」といいました。すると、おとうさんは…?
    かぞくみんながさかさんぼになってしまうおもしろさ。そして、だれも「バカなことしないで!」なんていわない心地よさ。この家族、素敵ですね。

  • おとうさんも、おかあさんも、いもうとも、み〜んながなんの疑問もはさまずに、ちゃんと受け入れちゃうとこが、なんともイイのです。

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著者プロフィール

1911年、アメリカ、メリーランド州ボルチモアに生まれる。ピーボディ芸術学院で絵と音楽を学び、その後、ニューヨークのパーソンスクール応用美術科を卒業。1940年、作家・画家であるクロケット・ジョンソンと結婚、『にんじんのたね』(こぐま社)をはじめ、数冊の絵本を共作で作った。他の作品に、『はなをくんくん』(福音館書店)、『さかさんぼの日』(偕成社)など。また、モーリス・センダックとの共作に『シャーロットのしろいうま』(富山房)、『あなはほるもの おっこちるとこ』『おふろばをそらいろにぬりたいな』『うちがいっけんあったとさ』(以上岩波書店)などがある。 「子どもの視点から世界を見ることのできる数少ない作家」 と評され、子どもの空想や遊びを熟知したうえで作られた作品の数々は、想像力やユーモアのセンスに富み、子どもの読者の共感をよんで、今日に至るまで高い人気を誇っている。1993年没。

「2014年 『くま! くま! くまだらけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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