- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784033500409
作品紹介・あらすじ
ニャンルーは、森のコナラの木の下の家に、お父さんとお母さん、そしてまだ小さいふたごの弟たち、ニャンクーとニャンムーといっしょにすんでいます。
ある日、ニャンルーがじぶんでつった魚をおばあちゃんの家にもっていってあげると、おばあちゃんはニャンルーたちのためにぼうしを編んでいるところでした。
それを見て、「わたしも編みものしてみたいな」というニャンルーに、おばあちゃんはたんすのおくから、なくなったおじいちゃんのセーターを出してきました。
その青いセーターの毛糸をつかって、ニャンルーに編みものをおしえてくれるというのです。
まずセーターをほどいて、毛糸をお湯につけてから干しました。こんどはそれを巻きとって大きな毛糸玉をつくります。
それから、ニャンルーはおばあちゃんにおそわって、マフラーを編みはじめました。おじいちゃんのセーターだった毛糸をぜんぶつかって、長い長いマフラーにするのです。
色鉛筆で愛情をこめて描かれたニャンルーたちの森の暮らし。手仕事の楽しさや、思い出によってつながる家族のあたたかさを描いた絵本。
感想・レビュー・書評
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冬向けだね。
真夏に読んだからちょっと暑かった。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょうど秋口の今の季節にピッタリの内容でした。以前から読みたかった一冊やっと手に取り。
どいかやさんの描くキャラクターはみんな可愛いけれどもやはりネコがピカイチだと思います。とにかくかわいい。
ニャンルーはもちろん、ふたごの弟もおとうさんもおかあさんもおばあちゃんもみんなかわいい。外の背景や家の中の描写も描き方から色使いまでみんなかわいい。そしてストーリー展開もかわいい。
何もかもがかわいいしかない。
水色のマフラーがほんとに暖かそうです。
おさかなフライが美味しそうです。私も暖かいお部屋でおさかなフライが食べたくなってきました。続編あるのかな? -
「ねこがかわいかった」「いろんな巻き方かわいい」
寒くなるこれからの季節にぴったり。ニャンルーとおばあちゃんのやりとりに、心があたたかくなります。
4歳トシにとっては、文字多め、ページ数も若干多めなので、途中で集中力切れそうになりつつ、なんとか読み聞かせできました。親としては、おじいちゃんについて家族で語り合うシーンにグッときました。 -
絵がとっても可愛らしく、背景も含めて丁寧に描かれています。おじいちゃんの思い出のセーターを解いて、主人公のニャンルーがおばあちゃんに教えてもらいながらはじめて編み物をするのですが、完成した編み物も個性的で楽しい内容です。読み終わる頃には温かな気持ちになれる絵本だと思います。
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大好きな「チリとチリリ」の絵本作家さん
絵が可愛い。
風景も好きだけど、タンスとかちょっとしたものの描き方がとても可愛らしいのです。 -
おじいちゃんの青いセーターをほどいて、ニャンルーが長い長いマフラーに編みます。最後は家族みんなでマフラーにくるまって。おじいちゃんのセーターをってのが、すごくいい。
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そんな…そんな優しい話しあるかね……
亡くなったおじいちゃんのセーターを解いて、長々マフラーにして、みんなであったまって…
そんな…そんな…
心がポカポカになる… -
こどもに借りたものだが、文章が長いので母が読む。心まであったかくなりそうな寒い季節にぴったりの絵本。