- 本 ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784033503004
作品紹介・あらすじ
ひとりの男の子が、お気に入りの書店さんにやってきました。
なぜお気に入りかって? もちろん! この本屋さんには子どもの本がたくさんおいてあるからです。男の子は、いつものようにウキウキしながら児童書売り場を歩いています。今日は「読みもの」だ! そんな気持ちでした。
ですから絵本のコーナーはひとまず素通り… …と思ったのですが、おや、新刊でしょうか、平積みにされた「ある絵本」が目にとまりました。ロングセラー絵本にかこまれていますが、男の子はその本のことがとっても気になります。なぜか前見返しが開いたままです。そしてそこには大きな黒い穴が。
あれ、なんだろうこの絵本。男の子はたまらずその本を手にとってみました。と、その瞬間!
「わー!」
その絵本はとつぜん「ぐいーん」と大きく広がって、なんと男の子を飲みこんでしまいました。た、たいへん! いったい男の子はどこへいってしまったのでしょうか……。
これまでに700冊を越える本の表紙を描いてきたイラストレーター影山徹による本づくりの冒険ものがたりです。
感想・レビュー・書評
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書店で本をのぞいていた少年が、えっ⁉︎いつのまにか穴の中に入っている!
その中では、何やら指図している絵の具や筆や鉛筆たちがいて…何してるんだろうと興味深々の少年は作業を見ているだけのつもりが、いつのまにか自分も身体を動かして。
あっ、きれいなカラー絵本⁇と思っていたら…
なんと出来上がった途端にもとの場所へ滑り落ちてきた。
あ、このほん
可愛い表紙にわくわくしてめくるが、想像とは違って大きな絵の連続で、ほぼ説明はない。
ただ冒険の様子は楽しそうではある。
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本の中に入っちゃったのかな?
この本を作っている過程が多分細かに描いてある。
んだけど、男の子が関係ないこと喋ってるから、一体なんなんだか分からなくなる。
本を作る過程がわかって面白いけど、なんだかよく分からない感が強く残って残念な感じがする。
子ども達も「なんだったの?」という感想。 -
〝本好きの男の子が、お気に入りの本屋さんの平積みにされた「ある絵本」に目をとめました。その本は、なぜか前見返しが開いたままで、そこには大きな黒い穴が描かれてました。「あれ、なんだろう、この絵本」男の子はたまらずその本を手にとってみました。と、その瞬間❢…「わー❢」黒い穴が突然グイ-ンと大きく広がって、男の子を飲みこんでしまいました❢ さて、いったい男の子は…⁈〟イラストレーター<影山 徹>さんによる、製本工場の迷い込んだ男の子の冒険絵巻です。
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絵本な中に入り込み、大冒険が始まる!
さあ、出来上がるかな? -
本ができるまでの様子がカラフルかつ視点を変えたようなイメージで描かれていますが、正直分かりにくかくて、子供も興味なさそうでした。絵が個性的で色鮮やかなので、あと一歩残念な感じです。
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本のできる過程を描いたものではあるのだが、少し展開がファンタジー。もう少し本のできる過程を描くという方に注力した方がよい作品だったかも。
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◆本ができるまでを絵で表現した絵本。
◆4y0m
最初、大人も子どもも「???」と思いながら読んで、読了後に子どもに尋ねるとよく分かっていなさそうだったので、軽く説明をした。
説明文がほとんどないので、ちょっと分かりづらい。 -
謎な内容です。子どもも大人もハテナになり、不思議な絵本です。色が色んな色を使われていてカラフルです。最後に手に取った本がこの本で、子どもたちはあっ!となっていました。
〇未就学児~