ジェインのもうふ

  • 偕成社
3.95
  • (55)
  • (31)
  • (52)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 611
感想 : 70
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (70ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034042304

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 娘が幼かった頃を思い
    出して涙。

    アル・パーカーの挿絵
    にやられました。

    だいぶ生意気になって
    青春を謳歌中の娘。

    かつて手放した玩具を、
    何気ない落書きを、

    無邪気だった娘の面影
    を慈しむように、

    なかなか捨てられない
    私。

    それでもいつかは処分
    しようと思ってたけど、

    やっぱりずっととって
    おくことにしました。

  • 私もかなり大きくなるまでパンダのタオルを夜寝るとき抱いて寝ていました。ジェインのもうふと同じように最後はハンカチくらいになりましたね。

  • 越高綾乃さん紹介

  • いわゆる「ライナスのもうふ」の話。小さい頃からずっと一緒だったジェーンのもうふ。すりきれてちいさくなってもなおもうふを愛すジェーン。そしてもうふとのわかれ。素敵なお話です。色あせない古典。

  • ちっちゃかった子が他者を思いやる気持ちを持って、あまえんぼからちょっとずつ成長していく話し?
    最近うちの子の成長をしみじみ感じるので、中学年でも良いかも☺️

  • 中古購入
    アメリカの童話

    ※育児日記となりますのでスルー推進

    いつもは下の子のために
    絵本を買っているのだが
    今回は上の子のためにこの本を買った
    上の子にも未だに手放せない
    「タオルちゃん」
    があるのだ
    寝つきの悪い子だったので
    私が独身時代から使っていた
    薄いタオルケットで包むようにして
    寝かしつけていた
    それをネコがモミモミ運動で
    糸を引っ張り出し
    その糸を上の子がつまんで
    さらに引っ張り出す
    ネコと赤ちゃんの連携プレイにより
    みるみるうちにボロくなるタオルケット
    喘息で入院した時にも
    タオルちゃんが無いと寝られないと
    ボロいタオルケットを持参したのはうちだけで
    少し恥ずかしかった
    自分の匂いが消えるのを嫌がって
    洗濯もあまりさせてもらえず
    義母に匂いを嗅ぎたいなら
    小さく切ったらどう?と言われ
    改めてタオルちゃんを見てみると
    本来なら捨てるくらいボロかった
    切るのは嫌だと言ったり
    捨てるくらいなら切ると言ったり
    ここまでして捨てる意味ってあるのか
    あの頃は悩んでいたな
    今の私は
    透けて見えるほど薄くなって
    役割を果たしていないので
    新しいタオルケットを買って
    風邪をひかないようにしてもらいたい(笑)
    ジェインのように手放す時が来るのか
    果たしてそれはどんなきっかけなのか
    もう楽しむしかない(笑)
    上の子のこの本の感想早く聞きたいわー
    →私のタオルちゃんはモーモ(毛布)じゃないから関係ない
    だそうだ(笑)

    下の子も
    上の子のマネしてタオルケットを
    大事にしてる…そぶりをしている(笑)
    いつも ちゃんとかけて!と
    口うるさく言ってしまったせいで
    タオルケットが
    「かけ」
    という妙な名前になってしまった
    かけがないと寝られないそうだ

  • ジェインがかわいかった。

  • ≪県立図書館≫

    とてもあたたかいお話だった。
    すりきれた毛布。
    大きくなったジェイン。

    子供達も、共感してききいっていた。

  • ジェインの成長する過程が丁寧ですね。私も小さい頃、お気に入りのぬいぐるみがないと寝れなかったようです。ボロボロになってからもずっと持っていたい気持ち、分かる気がします。ラストのお父さんの言葉も素敵だな〜。小学生低学年ぐらいにおすすめしたい。

  • スヌーピーのマンガに出てくるライナスくんはいつも毛布を離さない、野球の試合中も握りしめてました。このお話のジェインはさすがに友達の前で持ってることはありませんが、夜毛布がないと寝られない子です。
    うちの下の子もいつも決まったタオルケットを抱えて寝ていました。洗濯してパリっときれいになると、パリっとしているのが厭だと言ってわざわざくしゃくしゃにします。洗剤の匂いが厭だと言って「ボクの匂いをつけるんだ」と体全体をタオルケットになすりつけていました。
    うちの子はいつの間にかタオルケットを卒業しましたが、ジェインはあるきっかけで卒業することができました。なかなかいい別れ方ですよ。
    この童話を書いたのは、かの有名なアーサー・ミラー。こういうものも書くんですね。

全70件中 1 - 10件を表示

厨川圭子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
A.トルストイ
シェル・シルヴァ...
トミー=アンゲラ...
マーシャ=ブラウ...
モーリス・センダ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×