サンタクロースっているんでしょうか?

制作 : 東 逸子  中村 妙子 
  • 偕成社
4.05
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本棚登録 : 617
レビュー : 101
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034210109

作品紹介・あらすじ

サンタクロースって、いるんでしょうか?そんなしつもんに、ぴたりとこたえた人がいます。いまから90年ほどまえのアメリカのニューヨーク・サンというしんぶんにでた社説です。この本は、その社説を訳くしたものです。さあ、サンタクロースって、ほんとうに、いるんでしょうか?

感想・レビュー・書評

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  • 8歳の少女からニューヨーク・サン新聞社宛てに送られてきた1通の手紙。そこには素朴な質問が書かれていました。

    「そうです。サンタクロースはいるのです。」
    この新聞記者のように真摯で、説得力のある大人でありたいと思います。きっと大人になって読んだ方が、その答えの意図を強く感じるはず。
    100年以上前のアメリカであった、今もなお愛される実話。クリスマス前に読みたくなります。

  • サンタクロースっているんでしょうか?
    この質問をされる日を夢見ています。
    その時はそっとクリスマスの夜に枕元にこの本を置いておこうと決めています。

  • 実際にNYで起こったお話。サンタクロースって、いるんでしょうか?おともだちは、いないっていいます。小さな女の子の問いに、新聞社が社説で答えたすべてが掲載されています。
    小さいころ、図書館で見つけて、こっそり読みました。いまもう一度読んで、自分だったらどう言うか、言いたいことは同じでも、数限りない言い方があって、大切な女の子のためにどんな言葉でお話するかあれこれ考えて迷うのも楽しい。こどもの心を思い出しながら読みました。

  • この本は去年、本屋さんで見つけました。
    娘が去年「サンタさんて本当におるん?おるよね?」と、
    初めてサンタクロースの存在を疑いました。
    友達が『サンタさんは本当はお父さんとお母さんなんで~』と言ってたよッ、と。

    そして私が…
    サンタさんは「本当はいないかも?」って思ったらもう来なくなるんだよ。
    お母さんは大人になって「サンタさんなんていないんだ」と思ったから、
    もうサンタさんは来なくなってしまったわぁ。
    と言うと、
    「やっぱりサンタさんはいるんだ!」目をキラキラさせて言いました。

    この本を読んで納得しました。
    サンタクロースは本当にいるんですね。

    「この世の中に、愛や人への思いやりやまごころがあるのと同じように
    サンタクロースも確かにいるのです」
    「この世界で一番確かなこと、それは子供の目にも大人の目にも見えません。
    目に見えない世界を覆い隠しているまくは、どんな力の強い人にも引き裂くことはできません。
    ただ、信頼と創造力と詩と愛とロマンスだけが、
    まくの向こうの例えようもなく美しく輝かしいものをみせてくれるのです。」
    とあります。

    サンタクロースに会った人はいないけど、
    思いやりやまごころと同じように、心の中に永遠にいるんですよね。

    私は妊娠・出産・子育てを通して『目には見えない確かなもの』を知りました。
    夫と出会い、妊娠し、娘を出産しました。
    そして今娘は10歳になりました。
    夫と結婚したことも、娘に会えたことも、
    『目には見えない確かなもの』で結ばれていると、強く感じます。

  • 2010年12月2B 松山

  • 何度読んでも素敵な文章。
    こんな風に文章がかける人になりたい。

    娘に譲った時に、上記のことを伝えたら、
    彼女も共感してくれた。
    嬉しかった

  • 挿絵とあとがきが素晴らしい。子供用に漢字にルビもふってある。一つだけ欠点。1897年9月21日の「ニューヨーク・サン新聞」の中央拡大部分の「社説」の写真が載っているのはよいのだが,「社説を書いたフランシス=P=チャーチ」の写真がかぶってしまい,一部の文字が読めない。また,全文掲載でなく,途中で切れている。WEBで記事原文を入手可能とはいえ,もうちょっと配慮がほしかった気がする。2014年12月18日の朝日新聞朝刊の地方版,木坂涼の「本ともクラブ」にこの本が取り上げられていて,そちらの文章も素晴らしい。

  • 自分が8歳のときのことを思い出してみました。

    日曜日には教会に行っていて、クリスマスのころに牧師さんから
    「サンタクロースって、本当はセントニコラウスさんていうんだよ」
    というお話をききました。そのていどです。
    教会のクリスマスは当然イエスキリストの降誕を祝う日で、私たちはクリスマス会で「世界ではじめてのクリスマス」という劇やオペレッタをやりました。

    そのころの私にとって、「学校」と「親」が絶対でした。
    それ以外の、教会できかせられたお話や本で知ったことは全て、ノンフィクションかフィクションか疑問に思うこともなく、グレーの中にふわふわ浮いてていた気がします。

    だから中学の歴史の教科書にイエスキリストが出てきたときには衝撃をうけました。
    「イエスキリストってこんなに偉いひとだったんだ!」
    一度はなれたキリスト教会に、また友達連れ立って通い始めたくらいでした。
    結局また離れてしまったけど。

    この本は、バージニアちゃんの質問の答になっていない気がします。
    バージニアちゃんの質問をつかって、大事なことを伝えた、ということだと思います。
    でも先に書いたようにじぶんの子ども時代を考えてみたら、子どもに対してはそんなものでいいのかもしれないな…と。

    ただ、信じないお友だちの気持ちもわかってあげたいなと思います。
    その辺の考慮が足りない気がします。

  • 1986年改装版。 改装32刷1990年。 221

  • 初版は1977年。
    1897年9月21日の新聞の社説を訳した本です。

    「サンタクロースって、ほんとうにいるんでしょうか?」という8歳の少女の質問に、新聞社の記者がこたえます。

    「この世界でいちばん、たしかなこと、それは子どもの目にも、おとなの目にも、みえないものなのですから」

    いろいろな物があふれる世の中で、大切なもの、たしかなものほど目に見えない。目に見えるものだけを信じる大人になってはいけない。そんなメッセージを感じます。

    何代にも渡って読み継がれていく本だと思います。

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