最後のひと葉

  • 偕成社 (1992年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (40ページ) / ISBN・EAN: 9784034210703

みんなの感想まとめ

テーマは、人間の絆や希望の象徴としての「ひと葉」であり、感動的なストーリーが心に残ります。読者は、過去の劇での思い出を呼び起こしつつ、再びこの作品に触れることで新たな発見を得ています。特に、登場人物の...

感想・レビュー・書評

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  • 図書館のDVDで観た映画『北の零年』の多恵の許婚の死の場面から『最後のひと葉』を連想した。この作品は小学校の時に劇で観た思い出がある。それで『最後のひと葉』を読みたくなり、図書館にこの作品のみの本があったので借りて読んだ。最近は気力がなくなり、一日数ページが関の山の私が、米倉斉加年の絵が多めとはいえ、40ページを一気に読了してしまった。

    日本製のナプキンが出てきた。オー・ヘンリーが日本贔屓なのか、それとも、現在は日本の製品は海外で高い評価を得ているようだが、当時から日本の製品は外国に輸出され、高評価を得ていて、それで日本の製品が出てきたのだろうか。

    十にひとつが五にひとつになるという表現はありそうな表現ではあるが、聞いたことのない表現だと思った。そのあとの、ひとつに十というのは、スウがジョンジーを慌てて励まそうとしてトンチンカンなことを言ってしまったのか、それとも妥当な励ましなのか、こちらが混乱してしまった。ひとつに十というのは奇跡的なことのような気がするが、医師は奇跡的なことは口にしないだろう。

    劇を観たのはもう50年くらい前なのでラストは憶えていなかったが、こういうラストだったのかと、改めてこの作品の味わい深さみたいなものを感じた。


  • これがあの、という感じ。
    でもたまたま手に取ったのがこの作品で、すぐにあああれかとなるのは名作や古典の力。古びないのが古典。割とコメディやバラエティでのネタとして知っていたので、オリジナルは硬派でシンプル。

  • あらすじ
    ある日、ワシントンにある芸術家たちが集まる芸術家村(コロニー)にも肺炎が流行しました。
    コロニーに住む画家の卵、ジェンジーも感染し、親友のスウの励ましも虚しく、ジェンジーは日に日に弱っていく自分を、同じく日に日に散っていく萎びた蔓の葉に重ね合わせます。最後のひと葉になったとき、ジェンジーは何を思うのか。


    感想
    感動しました。
    挫けそうな時の励みにしたいと思います。
    ただ、要所要所の挿絵からのちょっとしたネタバレや、訳の独特な言い回しに最初、物語がつっかえるような感じがありました。
    他の訳でも読んでみたいと思いました。
















    ネタバレに近い感想
    とても感動しました。
    ジェンジーを励ましてやろう、そんな気持ちでやったに違いないベアマンのことを思うと涙が出ました。
    ジェンジーが希望を取り戻したことを知らせてあげられなかったことにも切なさが込み上げてきました。
    また、ジェンジーの分からないことに希望を持つことに弱気になってしまう気持ちも痛いほど共感しました。
    挫けそうなとき、励みにしたいと思います。

  • 訳文が素敵です。優しさの嘘が必要なこともあるんだなぁ〜素敵な絵本でした。

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著者プロフィール

作家。1963年生まれ。早稲田大学哲学科、東京大学美学藝術学科卒業。ニューヨーク大学大学院演劇学科終了。母・佐和子との日々を綴った『身がわり』で坪田譲治文学賞受賞。著書に小説『ねむい幸福』『キャベツの新生活』『車掌さんの恋』『月とシャンパン』『風の牧場』『ぼくたちはきっとすごい大人になる』『渋谷の神様』『カムフラージュ』、エッセイに『ニューヨーク空間』『雛を包む』『世界は単純なものに違いない』『恋するフェルメール』『三度目のフェルメール』など。

「2014年 『南下せよと彼女は言う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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