サンタの友だちバージニア

著者 :
  • 偕成社
4.03
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本棚登録 : 128
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034211007

作品紹介・あらすじ

「サンタっているの」と、百年ほどまえ、新聞社に投書した少女がいた。その名はバージニア・オハンロン。この素朴な質問に、ニューヨークのサン新聞は「社説」で答えた。その名文は、いろいろな形で読みつがれ、多くの人びとの心をあたためてきた。しかし、その少女のことはほとんど知られていなかった。「社説」の読者の要望に応え、バージニアの足跡をたどった。

感想・レビュー・書評

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  • 「『サンタはいるの?』と新聞社へ投書した少女 読み終わったあと、子どもにも読み伝えていってほしいと感じた心あたたまる本でした。」

  • 子どものサンタを信じる心、想像力に、もっと寄り添い、楽しみたいと思った今日この頃。
    子どもにサンタはいるの?と聞かれたら、また一緒にこの本を読みたい。

    私もサンタがいると信じてる。

    目に見えないものを信じる豊かな心を育みたい。

    サンタクロースがいるというのは、世の中に愛ややさしさや思いやりがあるのと同じくらいたしかなもの。愛ややさしさは、人からもらうだけでなく、人に与えてこそ、生活は美しく楽しいものになる。

    社説を書くチャーチさんの回答がほんとに素晴らしい。チャーチさんがどんな心境でこの回答を書いたか、心のうちも知りたい。

  • サンタクロースっているんでしょうか?とサン新聞に投書した8歳の女の子のその後の人生と、女の子への回答を書いたサン新聞で永らく社説を書き続けていた編集者チャーチについて知ることができます(おーかせさん)

  • サンタクロースの実在は、愛やロマンの実在。サンタクロースを信じない年齢になっても、サンタの手先になってプレゼントをする人(コスプレまでして!)が絶えることはないでしょう。
    バージニア・オハンロン女史の生涯は、堅実で愛に満ちていました。「心という贈り物」をたくさん贈った生き方に敬意を表したいです。

  • 《図書館》【再読】バージニアが。教師になったんですね。バージニアの質問に答えたチャーチさんの名文は、今も読み伝えられている。

  • 目に見えないもの。愛情、信頼。全ては目に見えないもの。
    それがあるから、世の中は回っている。
    目に見えないものの大切さに気づいたバージニア。目に見えない愛を子どもに与え続けた人生。
    全ては人間の想像力。それを豊かに持つようにしよう。
    とてもいい話。

    ===
    この世の中には、目に見えないものや、見ることができないものが、ずいぶんたくさんあります。
    そんなふしぎなもののすべてを、人間がわかったりできるものですか。
    カーテンを開けることができるのは、信じる心、想像力、詩、愛、夢見る気持ちだけなのです。

  • サンタを信じている人は、心の優しい人ですねー

  • 僕が初めて読んだ小説。小3のときです。元々小説に興味はなかったのですが、タイトルに引かれてとってみると意外と読みやすい。そんな勢いで2時間程で読んでしまいました。子どもが小説に興味を持つきっかけにするにはふさわしい本だと思います。

  • サンタさんってほんとうにいるんですか?の手紙を書いた少女のその後。
    続けて・・・というより、大人になってから読みたい。

  • 小学校4年生のクリスマスに両親にプレゼントされて読んだ。「サンタさんって本当はいないんだよね?」と疑っていた私に、目に見えない世界を信じることの豊かさを教えてくれた本。

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