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本 ・本 (26ページ) / ISBN・EAN: 9784034251607
感想・レビュー・書評
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なかなか眠れないこどもたちへ、エンデの創り出すファンタジックな世界観が怖い夢からこどもたちをときはなってくれる一冊。
寝つけないときには、この絵本をひらいたらきっとゆめくい小人が怖い夢をぜんぶ食べてくれるでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まどろみ国の人びとはねむることが一番大事な仕事です。
大切なのは長く眠ることではありません。
ぐっすり眠ることです。
この国ではいちばんよく眠る人が王さまになるのです。
そんなまどろみ国にはすやすや姫というかわいいお姫さまがいました。
お姫さまが怖い夢ばかり見て眠れなくなって、王さまは、怖いゆめをとりのぞくために旅に出る。
鮮やかで楽しい絵がドキドキする。
荒野の木たちの不気味さ。
表紙裏の絵までステキ。
この呪文、覚えてみたい。
嫌なゆめを食べてほしくなる。 -
〝「まどろみの国」の人々の大事な仕事は眠ること。長く眠るのではなく、ぐっすり眠ること。よく眠れば、気持ちが優しくなり、頭はすっきりする。 よく眠る人がこの国の王様になっている・・・怖い夢をみるので眠れない王様の娘<すやすや姫>を救うため、王様は旅に出た。怖い夢を消す薬を求めて歩き疲れた王様は、荒野で奇妙な小人に出会うことに・・・〟『モモ』の<ミヒャエル・エンデ>作、ドイツの画家<A.フックスフ-バ->による、色彩鮮やかなファンタジックな物語絵本。「夢くい小人」の形相は、まさに悪夢のよう・・・。
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友人の家の本棚で見つけ、「あれ、大好きなミヒャエル・エンデなのにノーマークだった!」早速読んでみた。
登場時のゆめくい小人が良い奴なのか悪い奴なのかわからずドキドキしてしまったけど、とても優しい物語で子どもにも安心して手渡せるものだった。 -
まどろみ国の人々にとって、よく眠ることは何より大切。しかし王様の娘、すやすや姫は怖い夢を見るのが嫌で中々寝付けず、困った王様は怖い夢を取り除く手立てを探す…という物語。王様が眠りにこだわる理由が素敵。眠る時間を大切にしたくなる絵本。
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子供の時には、絵が怖くてほぼトラウマ!何回か読んだけど、そのあとは怖くて読めなかったような?
でも大人になって読むと自分の記憶とは全く違うお話で、絵が子どもの記憶に残す印象ってこんなに力があるのか!と驚かされました。
今では隅々まで絵をしっかりと見たくなるような、とても好きな作品です! -
荒れ地で出会ったヤツと取引するのは危険
と思いきや 話の分かるいい小人
ミヒャエル・エンデの作品





