こんにちはあかぎつね!

  • 偕成社
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本棚登録 : 361
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (29ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034253106

作品紹介・あらすじ

本書は、かえるのぼうやのおたんじょう日のお話です。そして、反対色もしくは補色のことがわかる本でもあります。

感想・レビュー・書評

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  • >パーティーにあかぎつねを招待したら、緑色のきつねがやってきた。
    補色の原理をベースに、読者をふしぎな色彩の世界へ誘います。

    出版社は3.4歳~

    エリック・カールさんの絵本は何冊か読んでいますが、これは表紙を見たことがあるくらい。
    面白かった!と母がすすめてくれたおかげで読めました。

    かえるのぼうやの誕生日にやってくる生き物達の色が・・・あら不思議?

    捕色を利用した素敵な絵本。
    うっすらだけどちゃんと見えました!
    特にぶちの犬やチューリップはすごいと思いました。

    小4の長女はよく見えて楽しめたようですが、5歳の次女にはちょっと難しかったよう。
    じっと一点を見つめる集中力が必要なようです。

    ゲーテは詩人であると聞いたことがあるくらい。
    小説家、哲学者としても有名だったそうで色彩論を解明したのも彼だとは知りませんでした。

  • はらぺこあおむしで有名エリック・カールは、わざわざ紹介するまでもなく沢山のいい絵本があるので、それほど有名ではない傑作を。

    これは目の残像機能を使って自分で体験できる絵本。

    補色色を自分で体験して絵本を完成させるのだ。

    もちろんこれは自分でもやってみたくなるので、やって楽しいが、それよりも子供が自分でやってみて、補色がわかった時の喜ぶ顔は見逃せない本です。

  • 補色は知ってても、光と視覚との関係で、こんな風に見える原理は知らなかったので、楽しめた。白い紙に、補色が浮かび上がってくるのは、おおっ!って感じです。

  • 「もっともっと みなきゃ」

    ゲーテの色の輪から始まる色彩論の絵本。絵本で勉強できるんだ。ふしぎな絵本。(14分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #こんにちはあかぎつね #エリックカール #さのようこ #偕成社

  • 色彩のお話。
    ゲーテの目の錯覚「色彩論」を元にしています。
    残像後の同時作用現象。
    トリック本みたいですね。

    なかなか面白かったです。

  •  小さいカエルの誕生パーティーをする事になりました。カエルは色々な色の友達を呼びましたが違う色の友達が見えたのでお母さんはびっくりしました。しかし小さいカエルに言われた通りよく見ると呼び名通りの友達に変わり、小さいカエルの誕生パーティーが行われました。
     この絵本は反対色、補色を取り入れたものです。赤の反対は緑、青の反対はオレンジなど、普段あまり気にしていない反対色が分かります。色への興味を持ちやすくなる本です。

  • なるほど、すばらしい⁉️

  • ドイツの偉大な詩人であり、作家、哲学者でもあるゲーテが1810年に発表した『色彩論』をやさしい形で説明した絵本。三原色、補色などを虫や動物の色で解説。 (日本図書館協会)

    色の補色の原理をベースにふしぎな話が展開し,鮮やかな色と大胆なデザインの絵が,読者をふしぎな色彩の世界へ誘います。 (日本児童図書出版協会)

    『あなたもブックトーク』京都ブックトークの会にて紹介:(p.32 井口由美子さん、対照は小学3年生、テーマは「みえるってどんなこと?みえないってどんなこと?)
    「この本の表紙を見てください。緑色のキツネがこちらをいていますが、本のタイトルは【あかぎつね】です。おかしいですね。そのなぞは絵本の中にかくされています。(と、一緒に体験しながら読む)」

  • 左ページの絵の中の黒い点を10秒見つめた後に、右の白いページに絵が浮かび上がって見える体験ができる本。
    補色・反対色を利用しているので、焦らずにゆっくりページを見つめると見えてくる。

    *補色(色相環で正反対に位置する関係の色の組合せのこと。)

    *反対色(色相(色みの違い)、明度(明るさの度合い)、彩度(あざやかさの度合い)の三属性において対立する性質をもつ色どうしのこと。補色や補色の近い関係の色。)

  • じーっと同じ色を見てから目線を外すと、補色が残像として見える現象(名前ある?)を体験できる絵本

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著者プロフィール

1929年6月25日、アメリカニューヨーク州生まれ。1967年、『くまさん くまさん なにみてるの?』(ビル・マーチン/文)で絵本作家デビュー。1969年の『はらぺこあおむし』以降、さまざまなしかけを施した作品を発表。また、舞台美術や立体作品など絵本以外の活動も行う。2003年、ローラ・インガルス・ワイルダー賞受賞。著書に『はらぺこあおむし』『パパ、お月さまとって!』『10このちいさな おもちゃのあひる』『えをかくかくかく』など多数。

「2021年 『エリック・カールのはらぺこあおむしスクラッチアート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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