権大納言とおどるきのこ (今昔物語絵本)

  • 偕成社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034272107

感想・レビュー・書評

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  • 権大納言にまつわるお話が二つ合成されたような話し。最後のキノコの方は結末がいまいち尻切れとんぼですが、原著が今昔物語やからこんなのもありかな。

  • 絵がきれいで、色も好き。
    今昔物語を絵本では難しいかな、と思ったけど、読みやすく子供も楽しめる。
    この時代の権大納言に陰陽師といったら、ドロドロしていて暗ーくてというイメージだけど、ふんわりとした色彩に、まん丸な権大納言。
    おどるきのこの色は毒々しいけど、なんだかおいしそうな気にもなる。笑。
    「毒もしれないんだよ。勝手にキノコ食べたら駄目だよ。陰陽師はさ、なんか呪文唱えてたんじゃない?」(S7)

  • 山にいって、不思議なキノコを見つけます。
    食べるとなんと笑い出して止まらない…。
    このキノコを使って、陰陽師をだまそうとしますが…。

著者プロフィール

1965年東京都生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修了。画家として、テンペラ画のタブローによる個展を定期的に開くとともに、絵本の創作にも取り組んでいる。今昔物語絵本シリーズ『大納言とおどるきのこ』『童のおつかい』など(偕成社)、『おへやだいぼうけん』(教育画劇)、『げんくんのまちのおみせやさん』(徳間書店)、『くまちゃんとおじさん、かわをゆく』(ハッピーオウル社)、『氷河鼠の毛皮』(三起商工)、挿絵に『立原道造』(あすなろ書房)ほか。

「2020年 『けしごむぽん いぬがわん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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