滝のむこうの国 (今昔物語絵本)

  • 偕成社 (2012年2月2日発売)
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  • 本棚登録 :22
  • レビュー :6
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034272305

作品紹介

今は昔、京の都にすんでいた権大納言が、ともだちの陰陽師の別荘にでかけました。とじられた木戸からそとにでてしまった権大納言は、いい香りにひきつけられて、山のおくふかくへとはいりこみ、酒の泉のほとりでであった、おぼうさんにさそわれるまま、滝をとおりぬけたむこうの世界に足をふみいれてしまいます。小学校低学年から。

滝のむこうの国 (今昔物語絵本)の感想・レビュー・書評

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  • 京の都に住んでいる権大納言が友達の陰陽師の山奥にある別荘に遊びに行く。
    庭を見て待っていてくれと言われるが、庭の外には出ないように言われる。
    珍しい植物を楽しんでいると、外に繋がっている木戸を見つける。
    そこからいい匂いがする。
    出てみると、季節外れの桃がなっている。
    更に進むといい匂いにする泉があった。
    飲んでみるとお酒であった。
    そこで、僧侶に出会う。
    僧侶は自分の屋敷に来てくれてばもっとおいしいものをご馳走出来ると言う。
    ついて行くと滝があり、僧侶は滝の向こうに姿を消す。
    権大納言も滝をくぐってみると滝は1枚の布のようにめくれた。
    僧侶の屋敷に着くと、僧侶はぐらぐらと煮え立つ銅を持ってくる。
    僧侶はおいしいからと勧めるが権大納言は逃げ出す。
    後ろからは鬼が追い掛けてくる。
    すると、遠くの方に門が見えて、人々が行列を作っている。
    そっちの方に行こうとすると、男の子が話し掛けてくる。
    本来なら生きている人はここへ来るべきではないし、戻れない。
    まして、あの門をくぐったらなおさらだと、言う。
    そうして、自分は地蔵菩薩である、あなたをもとの場所へ返してあげましょう、と言う。
    気が付くと権大納言は森の中にいて、陰陽師が探し回っていた。
    陰陽師が言うにはいなくなってから3日経っているということだ。
    更に地蔵菩薩にあったのだから、あの場所はこの世ではなかったのだろう、と言う。
    権大納言は肝を冷やして、さっさと都へ帰るのだった。

    今昔の色々な話が混ざっていて面白い。
    桃、酒の泉、地獄の煮え湯の責め苦、地蔵菩薩、地獄の門…。

    今昔を読んだ人も楽しめるし、単純に絵本の話としても楽しめる。

  • ★★★★★
    のんきな大納言、友人の陰陽師に「絶対に外に出てはいけない」と注意されていたのに、ふらふらと・・
    今回はひんやりホラータッチ。
    人の好さと、のんきさと、運の良さで、なんとかかんとか
    (まっきー)

  • 2013年3月21日

    装丁/タカハシデザイン室

  • 権大納言のゆったりした状況把握が、よい。

  • 平安時代の物語
    ちょっとドキドキ怖い展開
    母ちゃんは「陰陽師」に言葉萌

  • 11分 : 奥付に本作品のベース紹介あり。けして庭の外に出てはいけないと言われたことを、すぐそこまでならと踏み出したばかりに、不思議な場所へと迷い込み、身を危険にさらしてしまう。
    酒よりおいしい飲み物が、ぐらぐらにえたぎった銅の湯だったり、決して越えてはならない門を目の当たりにしたり、窮地をすくったものは…。

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