ナマコ天国

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 145
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034372708

作品紹介・あらすじ

ナマコはほとんど動かない。強くつつけば硬くなり、ゴシゴシこすると溶けちゃって、2つに切れば2匹になる。敵におそわれたら、腸を吐き出し、体はからっぽ。これは一体、どういうこと!? 
聞けば聞くほどビックリだらけの、奇想天外なナマコの生きざま。じつは、そのうらには奥深〜い秘密があったのです。人間やほかの動物たちとはまるでちがうナマコという生きものを、その生態から文化まで、徹底的に掘り下げます。知らなくても困らないけど、知っているとおもしろい、ナマコのなぞ。目からウロコが落ちる充実の内容で、今日からあなたもナマコの虜になっちゃうかも!? 
ナマコ研究40年、大ベストセラー『ゾウの時間 ナマコの時間』の著者が贈る科学絵本。「ヘンなものや気味が悪いものは、研究すべきなんです。あたらしいことがどんどん見つかってくる」という珠玉のメッセージとともに、著者みずから作詞作曲した「ナマコ天国」「超人!? ナ・マーコ」の歌の楽譜つき。

感想・レビュー・書評

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  • 3カ月の息子には早すぎた!でも絵が面白いのか声をだして喜んでました。将来また読みたいな。

  • 知らないことを知れること
    本の世界って面白いなぁ
    今まで知らなかったナマコの全て
    こんなに不思議な生物だったとは!
    怖くて気味が悪くて触らずに今まで来たけれど
    今度出会ったら触ってみようと思った
    そして、文末にある楽譜と歌詞が気になって検索したらこの本の作者 歌う生物学者と言われていて界隈では有名な方でした。自分の好きな?ナマコを研究して作詞作曲もして歌っちゃうってなんてお茶目 意外とステキな歌声でした。

  • 読むとナマコ博士になれる本。
    脳も心臓もなく、目も鼻も口もない、皮が本体とも言うべき、驚くべき生き物。
    絵が、題材に合っていて、読んでいておもしろく、しっかりと知識が身につく本づくりがなされている。
    この本に会わなければナマコを知ることがなかったかも。
    44ページ。かなり詳しい内容がつまっている。

  • ナマコはほとんど動かない。強くつつけば硬くなり、ゴシゴシこすると溶けちゃって、2つに切れば2匹になる。敵におそわれたら、腸を吐き出し、体はからっぽ。これは一体、どういうこと!? 
    聞けば聞くほどビックリだらけの、奇想天外なナマコの生きざま。じつは、そのうらには奥深〜い秘密があったのです。人間やほかの動物たちとはまるでちがうナマコという生きものを、その生態から文化まで、徹底的に掘り下げます。知らなくても困らないけど、知っているとおもしろい、ナマコのなぞ。目からウロコが落ちる充実の内容で、今日からあなたもナマコの虜になっちゃうかも!? 
    ナマコ研究40年、大ベストセラー『ゾウの時間 ナマコの時間』の著者が贈る科学絵本。「ヘンなものや気味が悪いものは、研究すべきなんです。あたらしいことがどんどん見つかってくる」という珠玉のメッセージとともに、著者みずから作詞作曲した「ナマコ天国」「超人!? ナ・マーコ」の歌の楽譜つき。

  • この本、好きです。
    棘皮動物面白すぎる!
    何のために生きているの?地球のお掃除をしてる?と考えると、ナマコ凄!

  • 息子6歳9ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。


    〈親〉
    絵が好き
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り) ◯
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他 ◯

    ウネウネしたあのナマコに、水族館のふれあいコーナーで躊躇なく触っている息子の姿を、ザワザワしながら見守るワタクシ。
    ナマコは苦手です。
    でも息子が喜ぶ姿をみたいじゃないですか。

    …というわけで本作品を借りてみました。
    息子大喜び。
    寝る前に読んでいます。

    「絵」であっても不気味だわ〜。

  • ナマコについて知ることの出来る絵本。
    ナマコ、この不思議な生き物。

  • 前に気になっていたのを図書館で見つけたので借りてみた。美味しく頂いているナマコの生態がわかりやすく描かれている。棘皮動物って面白い。

  • 絵本の体裁だけど、ナマコの生態あれこれという図鑑ですね。
    三杯酢とか食べるけど、とてもじゃないけど生身はさわれない。昔、遠浅の海に入って行ったら素足にナマコが触れた瞬間に一歩も動けなくなって、彼女に笑われるという屈辱の思い出が……

  • 不思議な生物ナマコをとことん研究する本。
    ほんとに不思議。

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著者プロフィール

生物学者、東京工業大学名誉教授。

「2019年 『生きものとは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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