すみれ島 (新編・絵本平和のために)

著者 :
制作 : 松永 禎郎 
  • 偕成社
4.00
  • (11)
  • (10)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 113
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034380604

作品紹介・あらすじ

太平洋戦争がおわったのち、特攻機の飛んでいった南の小さな島にひっそりすみれが咲きます。声高に戦争反対を叫ぶのでなく、静かに、子どもたちに平和の重さ、いのちの尊さを語りつぐ絵本です。読みきかせて、理解させてほしいのは1.2.3年生。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • すみれの花の絵がきれい。
    おはなしで聞いた。
    戦争の話なので、語る場を選ぶ。

  • ブックトーク(戦争)

  • 優しい色の美しい挿絵で描かれる、スミレの花が結びつけた特攻隊と子どもたちの話。
    小学4年生の国語の教科書で紹介されている。
    九州出身で、自身が小学生の頃は、特攻隊の話、空襲の話、広島と長崎の原爆の日には必ず平和学習があった。両県の原爆資料館にも全員が必ず訪れ戦争について教えられてきた。
    今年は終戦から73年目になるが、戦争にまつわる報道が減ってきているように感じる。学校での平和学習も少なく感じる。これではまずい。二度と戦争しない!(私は戦争を経験していないけど、これからも経験しない!)との決意を呼び起こしてくれる本。忘れずに次に伝えていくために、今の子どもたちが読むべき本。

  • [墨田区図書館]

    戦時中、特攻隊に贈られたすみれの花束からこぼれた種から、南の無人島にすみれが咲いている、という話。

    だけれど、この本はその結末やその話自体が本当かどうか、というよりも、無邪気に飛行機に手を振っている戦時中の小学生が、がんばっている飛行機乗りにすみれの花束をプレゼントしよう、という他意のない優しさが、それを受けた特攻隊という特殊部隊の兵隊からの手紙を教室の先生が読み伝えるくだりが真髄だと思う。

    戦争反対とか、特攻隊の人がかわいそうとか、思う気持ちは人それぞれだとしても、日本人として前提知識と予想をもってこの本を読むことが出来て、先生の読み伝える下りで胸が痛くなれるように育ってほしいな。

  • 29年度  6-3
    5分

  • 読み聞かせ推奨図書に入っていたので読んでみた。辛すぎて読めない。でも、語っていかないと、子どもたちは知らずに育ってしまう。大人として伝える責任を思う。

  • 【経緯】
    なんとなく手に取って

    【書き出し】
    九州の南のはしにちかい海辺に、小さな学校があった。昭和二十年、春のこと、いつからか、まいにちのように、日の丸をつけた飛行機ぐ、その学校の真上を飛ぶようになった。

    【感想】
    特攻隊の本だとは思いもしないで手に取ったのでショックが大きかった…
    夏になると戦争もののスペシャル番組をよく見かけて、「もういいよー」という声を聞くのもまた事実だけど、やっぱり忘れちゃあかんし、定期的にこういうの見て思い出さなあかんと思った

    【引用】
    「何時間かの後に確実に死ななければならないと分かったとき、人は何を考え、何を想うだろう。人は非日常に出会ってはじめて日常のすばらしさ、美しさを知る。特攻機に乗っていきはてた若者たちは、せめて最期に、平和の素晴らしさ、美しさを知って逝ったと私は思いたくて、この作品を書いた」

    【絵】
    24ページの赤い地面とスミレの対比が印象的

  • 請求記号 E/マツナ 資料番号 020261343

  • 6年生に読み聞かせ。
    ちょうど国語で「ヒロシマのうた」をやっていたのでそれに合わせて。

    特攻隊のおはなしです。忘れてはいけないことですね。

  •  九州の南のはしに近い海辺の学校。昭和20年、日の丸をつけた飛行機がその学校の真上を毎日のように飛ぶようになった。事情を知らない子どもたちは、飛行機に向かって手を振り、航空隊に手紙や絵を送る。そして、すみれの花たばを代表が遠くの航空隊まで届けに行くことに…。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

●児童文学作家。1923年大阪府生まれ。早稲田大学仏文科卒業。在学中から早大童話会に属し、児童文学を志す。主な児童文学に『肥後の石工』『浦上の旅人たち』『光と風と雲と樹と』。そのほか絵本に「源平絵巻物語」シリーズ、『土のふえ』など。日本児童文学者協会賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞、芸術選奨文部大臣賞など受賞多数。1992年紫綬褒章を受章。2004年逝去。

「2017年 『ヘレン・ケラー自伝 (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

今西祐行の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
トミー=アンゲラ...
にしまき かやこ
マージェリィ・W...
ポール・フライシ...
モーリス・センダ...
A.トルストイ
ユリー・シュルヴ...
なかがわ りえこ
かがくい ひろし
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする