すみれ島 (新編・絵本平和のために)

著者 :
制作 : 松永 禎郎 
  • 偕成社
4.00
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本棚登録 : 105
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034380604

作品紹介・あらすじ

太平洋戦争がおわったのち、特攻機の飛んでいった南の小さな島にひっそりすみれが咲きます。声高に戦争反対を叫ぶのでなく、静かに、子どもたちに平和の重さ、いのちの尊さを語りつぐ絵本です。読みきかせて、理解させてほしいのは1.2.3年生。

感想・レビュー・書評

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  • [墨田区図書館]

    戦時中、特攻隊に贈られたすみれの花束からこぼれた種から、南の無人島にすみれが咲いている、という話。

    だけれど、この本はその結末やその話自体が本当かどうか、というよりも、無邪気に飛行機に手を振っている戦時中の小学生が、がんばっている飛行機乗りにすみれの花束をプレゼントしよう、という他意のない優しさが、それを受けた特攻隊という特殊部隊の兵隊からの手紙を教室の先生が読み伝えるくだりが真髄だと思う。

    戦争反対とか、特攻隊の人がかわいそうとか、思う気持ちは人それぞれだとしても、日本人として前提知識と予想をもってこの本を読むことが出来て、先生の読み伝える下りで胸が痛くなれるように育ってほしいな。

  • 29年度  6-3
    5分

  • 読み聞かせ推奨図書に入っていたので読んでみた。辛すぎて読めない。でも、語っていかないと、子どもたちは知らずに育ってしまう。大人として伝える責任を思う。

  • 【経緯】
    なんとなく手に取って

    【書き出し】
    九州の南のはしにちかい海辺に、小さな学校があった。昭和二十年、春のこと、いつからか、まいにちのように、日の丸をつけた飛行機ぐ、その学校の真上を飛ぶようになった。

    【感想】
    特攻隊の本だとは思いもしないで手に取ったのでショックが大きかった…
    夏になると戦争もののスペシャル番組をよく見かけて、「もういいよー」という声を聞くのもまた事実だけど、やっぱり忘れちゃあかんし、定期的にこういうの見て思い出さなあかんと思った

    【引用】
    「何時間かの後に確実に死ななければならないと分かったとき、人は何を考え、何を想うだろう。人は非日常に出会ってはじめて日常のすばらしさ、美しさを知る。特攻機に乗っていきはてた若者たちは、せめて最期に、平和の素晴らしさ、美しさを知って逝ったと私は思いたくて、この作品を書いた」

    【絵】
    24ページの赤い地面とスミレの対比が印象的

  • 請求記号 E/マツナ 資料番号 020261343

  • 6年生に読み聞かせ。
    ちょうど国語で「ヒロシマのうた」をやっていたのでそれに合わせて。

    特攻隊のおはなしです。忘れてはいけないことですね。

  •  九州の南のはしに近い海辺の学校。昭和20年、日の丸をつけた飛行機がその学校の真上を毎日のように飛ぶようになった。事情を知らない子どもたちは、飛行機に向かって手を振り、航空隊に手紙や絵を送る。そして、すみれの花たばを代表が遠くの航空隊まで届けに行くことに…。

  • 長女からすすめられて長男に読み聞かせ、途中で泣いてしまった。今年の夏休みに鹿児島の知覧のそばを通ったので、子供達に特攻隊の話をしていた。娘は覚えていた様子。片道だけの燃料はつらすぎる。すみれの花で浮かんだ故郷の様子のページが心に残った。

  • 戦中の特攻隊をあらわした本。3年生に読みました。フィクションとノンフィクションの間に悩みますが、この年代にはわかりやすいようです。

  • 小学校の上を通る特攻隊にひとに
    お手紙やすみれを送る話

    特攻隊・・

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