セミクジラのぬけがら (ミッチの道ばたコレクション)

著者 :
制作 : コマツシンヤ 
  • 偕成社
3.83
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本棚登録 : 36
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034394403

作品紹介・あらすじ

なんでもあつめるのがすきな
ミッチがある日、ひろったのは
クジラのかたちをした 木のかけら。
それが、ふしぎな夏の はじまりだった。


ミッチは、花の種やきれいな石ころなど、道ばたでひろったものをコレクションしている男の子。いまはセミのぬけがらを集めています。
ある日ミッチは、クジラのかたちをした木のかけらをひろって、家に持ちかえりますが、うっかり麦茶をかけてしまいます。すると、それはちいさなちいさなクジラになったのです!
セミのぬけがらを食べて、「ミーンミン」と鳴くので、<セミクジラ>と名付け、ミッチはお父さんといっしょにそのクジラを飼いはじめます。でも、クジラはだんだん、元気が無くなってしまい……。

考えたミッチは、セミクジラのために、あるものを探すことにします。

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たからばこの なかには、ぼくが 道ばたでひろった、いろんなものが はいっている。
宝石みたいに キラキラしたビーズ、しまもようの 石ころ、
ドクロマークの 絵がかいてある ビンのふたに、みかづきがたの 花のたね、
ほかにも たくさんたくさん。

どれもみんな たいせつな、ぼくの 道ばたコレクションだ!   (本文より)

感想・レビュー・書評

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  • コマツシンヤさんの絵はいつ見ても、、、、、
    夏という季節、こういう不思議なことが起こってもおかしくない

  • コマツシンヤさんの優しいイラストが
    物語にぴったりあってとても素敵な本。
    絵本ではないけれど絵が多くて小学一年生でも
    読めるかな。
    まずミッチのみちばたコレクション!!
    母親の私でもわくわくして、イラスト一つ一つを
    じっくり眺めて楽しんでしまった。
    物語はミッチが拾ったくじらの形をした
    木の皮のようなものに水がかかって
    小さな小さなくじらが生まれるところから始まる。
    小さなくじらのなんてかわいらしいこと。
    小さなくじらが、小さな金魚鉢に入って
    小さな潮を吹くところなんて和む。
    物書きのお父さんがミッチの相談によく
    のってあげて、解決策を提案してあげたり
    父と子の優しい物語でもある。
    セミクジラの元気がなくなってからは
    うちの小学一年生もハラハラドキドキ
    悲しい顔をしていたけれど、そのあとの
    物語に、最後のおちまで、とても楽しい。
    心に残る感動ストーリーとかそんな大それた
    物語ではないけれど、みちばたで綺麗な石を
    見つけた時のような、心躍る物語だった。

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著者プロフィール

如月 かずさ(きさらぎ かずさ)
1983年群馬県生まれ。『サナギの見る夢』で講談社児童文学新人賞佳作、『ミステリアス・セブンス』でジュニア冒険小説大賞を受賞。作品に「怪盗王子チューリッパ!」、「パペット探偵団事件ファイル」などのシリーズ、『カエルの歌姫』(日本児童文学者協会新人賞)、『ふたりはとっても本がすき! 』『給食アンサンブル』などがある。

「2019年 『セミクジラのぬけがら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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