ぼくはアフリカにすむキリンといいます (偕成社おはなしポケット)

著者 :
  • 偕成社
4.10
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本棚登録 : 751
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (101ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035010401

作品紹介・あらすじ

アフリカにすむ一頭のたいくつなキリンが、手紙を書きました。配達するのは、やはりたいくつなペリカン。「地平線のむこうでさいしょにあった動物」あてに書かれた手紙が、だれにとどいたかというと…そして、それからどうしたかっていうと…?キリンはいっていました。このお話、ひとりぼっちの人、たいくつな人、いそがしい人に、ぜひよんでもらいたい、ってね。小学中級から。

感想・レビュー・書評

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  • とにかく挿絵が可愛かった。
    小学校低学年向けっぽいけど、大人でも十分面白かった。内容がしっかりしていた。シリーズが何冊かあるみたいだから他も読んでみたい!

  • 『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』が、ドイツで名誉ある児童文学賞を受賞しました! | 偕成社 | 児童書出版社
    https://www.kaiseisha.co.jp/news/24896

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    退屈なキリンから手紙を受けとったペンギン。お互いの姿を知るため、おかしな文通が始まった。とぼけた味わいの絵が楽しい童話。
    https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784035010401

  • こちら100ページの児童書なんですが、予想以上に素敵なお話でした。
    子どもが小さいときに出会ってたら、きっとこのシリーズ揃えて読み聞かせてました!

    存在すら知らないキリンさんとペンギンさんの文通。キリンさんとペンギンさんの直筆(?)の手紙にほっこり和んだり、吹き出したり。
    配達員のペリカンさん、アザラシさんも登場。
    広がる友だちの輪。想像する楽しさ。待つ楽しさ。
    読むと笑顔になれる素敵なお話♪
    続編が気になるラストにも唸らされました。
    うまいなぁ~。

    シリーズ化されてるので、他作品も是非読んでみたいと思います。

  • 全国学校図書館協議会選定
    ドイツ児童文学賞

    いやぁ、ここまで盛り上がるとは。
    読み聞かせるには長くて喉が枯れたけど、面白くて親子で大笑いでした。
    姿を見たこともないキリンとの文通で、首ってどこのこと?と悩むペンギンとクジラ。陸の生物にとっては当たり前のようにある首でも、海の生物には首を認識する概念すらなかった。
    一方、キリンの方でも、おおまかに黒と白と言われても、どんな姿なのかペンギンをあれこれ想像する。
    手紙が届くたびになんて書いてあるのか読んでいるこちらもわくわくして一緒に楽しめました。
    他のシリーズも是非読んでみたいです。 

  • ほっこり…

    昔、ポケベルで適当な番号を打って、返事が来た人とお友達になって…いまだに年賀状をやりとりするお友達になりました。
    今のご時世、危険だと思いますが、こういう見知らぬ相手のとやりとりは心惹かれるものがあります。

  • たいくつなキリンが手紙を書きます
    たいくつで配達をはじめたペリカンが届けます。
    地平線の向こうで最初にあったどうぶつに。。。

    アザラシの郵便配達
    クジラ先生
    も巻き込んで
    ペンギンとのやりとりは面白く
    特にペンギンが自分の体の色をクジラ先生に
    確認するところで、
    バケツにはいるところは、
    ぷぷぷ。
    前の話はそこにつながるのかと。。。

    幸せな気分になれる本でした。

  • 長男が図書館で「お母さんの好きなキリンの本があったから借りてあげたよ」と言うので読んでみた。
    とっても可愛らしいお話だった。
    特に、ペンギンの姿を想像して、自分なりのペンギンに変装したキリンが可愛かった。

    つまらない人生なんてないのよね。自分次第で楽しくなるはず。

    続編もあるようなので読んでみたい。

  • きりんがペンギンのまねをしたのに、ぜんぜんにていなかったのがおもしろかった。【小2】

  • ヒマとシアワセって、こんな関係かも

  • キリンとペンギン。わくわくする。誰かと出会う。誰かを想う。大事なものができる。それはとても尊いこと。

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著者プロフィール

作・岩佐めぐみ
1958年、東京都に生まれる。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、1986年まで同大学学科研究室に勤務する。作品は『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』(2018年ドイツ児童文学賞受賞)『わたしはクジラ岬にすむクジラといいます』などの「クジラ海のお話」シリーズ、『バッファローおじさんのおくりもの』、『カンガルーおばさんのおかいもの』などがある。ドイツで権威あるドイツ児童文学賞を日本の作品が受賞するのは初めてで、話題となる。

「2021年 『あっしはもしもし湾にすむカメ次郎ともうします』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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