わたしはクジラ岬にすむクジラといいます (偕成社おはなしポケット)

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 277
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (101ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035010609

感想・レビュー・書評

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  • キリンに引き続きクジラ。
    大人でも夢中になって読んでしまった。。
    内容も絵も可愛らしい。
    これはシリーズ全部読みたい

  • 子供も私も大好きなシリーズ。
    ほっこりします。絵も好きです。

  • 図書館本。「ぼくはアフリカにすむキリンといいます」の続編。クジラ岬オリンピックが開催され、クジラは潮吹きで勝負します。

  • シリーズ2巻目。いいなぁ、キリンとペンギンの手紙のやりとりいいなぁ。と思った、クジラ岬のクジラ先生が見知らぬ誰かにたくさんの手紙を出す。返事が来たのは、おなじクジラから。先生はがっかりするけれど、手紙のやりとりから意外な展開に。
    いいなぁおもしろそう、自分もやってみよう。そう思って実行する気持ちって大事だよね。
    くじらオリンピックもワクワクする展開だった。
    親子で、クラスで、少しずつ読むのに◎

  • こども向けと侮っていたら、いい意味でうらぎられました。
    心がほっとする児童書です。

    小3の息子は素直に「おもしろかったねー!」と他のも読みたいと言っていました。

  • 読み終わった後で気がついたが、シリーズ2作目だったようで。他の巻も通して読んでみたい。小学1年とか絵本の次、読み聞かせにも良い感じの長さ。

  • 前作の『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』ほどの笑いはなかったものの、こちらはほのぼのと楽しく、少し感動ありのいいお話でした。
    ユーモアも散りばめられていて、クジラやアザラシのネーミングセンスもいいです。
    1頭だけになってしまったクジラ先生の境遇が明かされ寂しい気持ちになりますが、最後は素敵な展開でホッとします。
    クジラ岬オリンピックは、それぞれの競技にドラマがあり、勝ち負けではない素敵な大会となって心温まります。
    前作のキャラクターも登場し、少しずつつながっていくこの海を超えた文通シリーズ絵本に親子で夢中です。

  • くーぼーのおじいちゃんがクジラ先生の親友のクー助でビックリしました。
    くーぼーもクジラ岬オリンピック のしおふき頑張っていてかわいかったです。

  • 青い空と青い海が好きなクジラ先生。私も私も。友だちがほしくていろんなところに手紙を書いたり、昔の仲間とオリンピックを開いたり。いくつになってもやりたいことを好きなように楽しんでいけばいい。それはすごく素敵なことだ。相手を想うことのできる人のところには人が寄ってくるんだね、うん。

  • アザラシ配達員が一番はやいのに一番最後の人に応援をして行ってあげたからかっこよかったです

  • クジラ岬に住むクジラ先生と、オットッ島から来たこどもクジラのくーぼーのお話。クジラ先生とくーぼーの手紙のやりとりがほっこりする。オリンピックもとっても楽しそう。シリーズ内でリンクしてくのかな〜。ほかのもぜひ読んでみたい。

  •  クジラ岬のクジラ先生が見知らぬ誰かにたくさんの手紙を出して、集まったみんなとクジラ岬オリンピックを開くお話。
     クジラのくーぼーから返事がきたときは、あらら、同じクジラ!キリンとペンギンのようなやり取りは生まれないなあと思っていた。だけど、クジラ先生の昔の友達が集まってきてクジラ岬オリンピックを復活させようという展開になって、胸が躍りはじめた。
     クジラ島で孤独に過ごしていたクジラ先生が、旧友と再会し、思い出話を楽しみ、そしてオリンピックを復活させる。その姿がとても楽しそうだった。オリンピックも、アザラシ配達員の引き返し、ペンギン先生の転倒、くーぼーの健闘など見応えがあって、楽しめた。最後には、クジラ岬に、くーぼーとミス・クジラ岬が残ることになり、クジラ先生が孤独でなくなって、嬉しくなった。
     文体がほのぼのとしていて、くすっと笑えるところもあり、登場人物みんなが愉快でやさしい。読んでいて肩の力が抜ける、楽しい物語だった。

  • 2018/2/3

  • シリーズ第二弾。

    クジラ岬にすむクジラ先生は、見知らぬだれかからの返事を期待して手紙を書きました。
    そして、オットッ島のくーぼーから返事が来ますが、くーぼーは実は…。

    じんわりと心あったまるお話でした!
    自分にとってのクジラ岬はどこかしら?
    ジーラやクジロウたちは?
    幼い頃から遠く隔たってしまった大人だからこそでしょうか、じんわりと心にくるものがあり、ちょっぴり泣けました。
    オリンピックの様子は微笑ましく、最後のオチも心温まります。ぜひ。
    高畠純さんのイラストもとてもいいです。

  • オリンピックのはなしが面白かった。

  • 動物たちのオリンピック、仲間を大切にする様子がほほえましいです

  • ★★★★☆
    クジラ先生はお手紙がほしくて、まず自分がお手紙を出します。
    かえってきたお返事は小さなクジラの男の子からでした^^
    (まっきー)

  • 「ぼくはアフリカにすむキリンといいます」の続編。
    あれから動物たちはどうしたでしょう?

    今回はおおきなおおきなくじら先生から始まる物語なので
    年を重ねた立場から語られる言葉が
    ちょっと切なくて泣けました。

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著者プロフィール

作・岩佐めぐみ
1958年、東京都に生まれる。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、1986年まで同大学学科研究室に勤務する。作品は『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』(2018年ドイツ児童文学賞受賞)『わたしはクジラ岬にすむクジラといいます』などの「クジラ海のお話」シリーズ、『バッファローおじさんのおくりもの』、『カンガルーおばさんのおかいもの』などがある。ドイツで権威あるドイツ児童文学賞を日本の作品が受賞するのは初めてで、話題となる。

「2021年 『あっしはもしもし湾にすむカメ次郎ともうします』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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