- 本 ・本 (118ページ)
- / ISBN・EAN: 9784035011309
作品紹介・あらすじ
2001年に刊行されたシリーズ1冊目の『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』のドイツ語版が、2018年ドイツ児童文学賞を受賞。ある日たいくつなキリンが書いた手紙により地平線の向こうに新しい友だちができ、その輪が広がっていくというユニークなシリーズの5作目です。顔がこわいのでみんな逃げてしまって友達ができない、サメのサメ次郎が手紙を書きました。気ままに旅をするウミガメのカメ次郎から話を聞いた「コンブ林のプカプカさんへ」です。その手紙はプカプカに届いたのでしょうか? 知らない誰かに手紙を書く、それはその人を知ろうとする気持ちにつながります。返事がくるまでの時間も、さまざま想像をふくらませて楽しい時間です。「世界はひろいよ。あなたのこと、わかってくれる人、必ずいます。」作者のはじめの言葉です。
感想・レビュー・書評
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たまに出てくる絵本だと思って借りたら児童書だったシリーズ。
これは中学年〜かな。
気が小さくて友達ができない、さいとうさめ次郎が少しずつ成長していくお話。
ほんのちょっとのキッカケと勇気があれば自分のこと分かってくれる友達に出会えるよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者の「ぼくはアフリカにすむキリンといいます」が良かったのでシリーズ他作品も手に取りました。
もうタイトルからツボ!表題と装画で性格を察してしまう。
サメ次郎が可愛すぎる!!
見目もだけどその性格と発言よ。クジラ海の住生物(?)たちもみんな良いキャラしてました。
初めての手紙に喜びを噛みしめるアザラシ配達員の姿も可愛くて可愛くて…♪
いつも一人でいるみんなが「手紙」を切っ掛けに交流が始まり仲良くなっていく。
描かれている全てが微笑ましくてニコニコしながら読みました。 -
サメ次郎は顔が怖くて友達がぜんぜんできなかった。ある日、サメ次郎の顔を見てもぜんぜん怖がらない人がいた。
その人は、カメ次郎だった。カメ次郎は同じ次郎だからサメ次郎と相性があっていて、仲良くなった。
僕も同じ名前の友達ができたらいいなと思った。 -
手紙っていいよな〜。サメというだけで怖がられているサメ次郎を、怖がらずに友達になってくれたカメ次郎。 アザラシ配達員を尊敬しているザラシー配達員。ブカブカさんのキャラもいい。 高畠さんの絵も可愛い。
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今回はちょっと泣けたね。
確かにアザラシ配達員、自分で手紙貰うことなかったよね。
サメ次郎もいい子ね。 -
良かった。このシリーズ、全部いいなぁ
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図書館本。クジラ海のお話シリーズ。長女が大好きになったこのシリーズ。読み聞かせボランティアをするママ友からのオススメ。多方面からオススメを聞くの、大切。
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ラッコが可愛かったです
著者プロフィール
岩佐めぐみの作品





