女の子の昔話: 日本につたわる とっておきのおはなし

著者 :
制作 : 唐木みゆ 
  • 偕成社
3.82
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本棚登録 : 46
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035127109

感想・レビュー・書評

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  • 女の子が主人公となる昔話を集めて収録したもので、ややマイナーな昔話が多く収録されている所がとてもよかった。

    本書に収録されている「へびむことり」が蛇婿と姥皮の融合であったのが興味深かった。
    「したきりすずめ」も瓜子姫を思わせる部分があり、気になった。

    再話の参照元もきちんと明記されているので、可愛らしい表紙の割りには研究にも活用できそうな内容であった。

  • ★★★★☆
    女の子が主人公、あるいは女の子を主人公にした昔話や民話を小気味よいテンポで。
    したきりすずめが、おじいさんとおばあさんの立場が逆転しててびっくりしました。

    (まっきー)

  • 女子(幼児からおばあさんまで)をテーマにあつめた日本の昔話。東北中心。
    ほとんどは知っている話だった。
    ただし筋は同じでも登場人物が違うものもけっこうある。
    猿蟹合戦の型や、じじばばが逆だったり若者の話として聞いた覚えがあるものだったり。
    ということは、じいさまだろうが幼女だろうが小僧だろうがあねさまだろうが、登場人物はなんでも代替可能なんだろうな。

    少し前に、「結婚したくない女の子は昔話の中にもけっこういるけれど、逃げ切ったのはかぐや姫くらいだろうか」ということを考えていた。
    けっこういる。「オンカミ・アチャボとかしこいむすめ」なんか末長くひとりで幸せに暮らしてる。
    ひとつのテーマであつめた民話を比べ読みするのは面白い。
    「めでたしめでたし」のようなしめの言葉も面白い。

    絵があんまり好きじゃないのは好みの範疇だからいいとして、表紙がすごくざんねん。
    表紙から裏表紙に、登場人物たちが輪になったひとつの絵がかかれている。
    なのに輪の一部がバーコードでばっちり隠れている。
    もうちょっとどうにかならなかったのか。

  • お月お星とぴんぱらりんひめが好き
    女の子に読ませたくなる。

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著者プロフィール

1974年徳島県生まれ、高知県育ち。高校在学中に『魚のように』で第2回坊っちゃん文学賞を受賞し、17歳でデビュー。2012年『きみはいい子』で第28回坪田譲治文学賞を受賞、第1回静岡書店大賞第1位、第10回本屋大賞第四位。2014年『わたしをみつけて』で第27回山本周五郎賞候補。2016年『世界の果てのこどもたち』が第13回本屋大賞第三位にランクインする。他の著書に『こりゃ まてまて』『みなそこ』など多数。

「2018年 『神の島のうた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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