雪の女王

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  • 偕成社 (2005年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784035165002

みんなの感想まとめ

美しい詩のような物語が展開される中、仲良しのカイとゲルダの絆が描かれています。カイは悪魔の鏡によって心を奪われ、雪の女王にさらわれてしまいますが、ゲルダは彼を救うために一人旅に出ます。彼女の勇敢さや成...

感想・レビュー・書評

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  • アンデルセン童話の集大成!
    『マッチうりの少女』『みにくいあひるの子』『はだかの王さま』『おやゆび姫』......
    子供の頃好きで、何度も読みました。『雪の女王』は知りませんでした。一つの詩のような透明感ある美しい物語でした。

    仲良しの2人、カイ(男の子)、ゲルダ(女の子)。
    カイに悪魔の鏡が刺さり、雪の女王にさらわれてしまいます。ゲルダはカイを探しにたった1人で旅に出ます。彼女は強かった!

    途中で出会う花たち、山賊の娘。花たちの物語は、うっとりする美しさがあり、山賊の娘は荒々しいけれど、思いやりが感じられて好きでした。

    ゲルダのおばあさんの最後の言葉「幼子のようにならねば、神の国には入れないのです。」大人であっても、子供の頃の純粋な心を持ち続けていきたいものです。アンデルセンの童話、まだまだ未読のものがたくさんあります。これから読んでいきたいです。

  • 「悪魔の鏡」の魔法にかけられ、この世のすべてを凍らす「雪の女王」の氷の城に連れ去られた<少年カイ>、彼を探し求める勇敢な<少女ゲルダ>の、七つの物語からなる不思議な世界の冒険ファンタジ-です。 ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805-1875)の集大成といわれている名作の完訳版(偕成社)とか。

  • 2019.10.9

    森のカラスと山賊の娘が好き。
    みんな優しくて強くてかっこいい。カイは別だけど…

    雪の女王は、カイがいなくなった時どんな気持ちになったのだろう?やっぱり心臓まで凍っているから、何とも思わないのかしら、、

  • ぼんやりとしか話を知らなかったので、新鮮な気持ちで読めた。
    女王とクライマックスバトルとかないのね…?!
    山賊の娘があまりに魅力的で、カイがかすむこと…。
    解説に書かれていた通り、主人公はじめ、女性の強さが印象的。

  • 悪魔の鏡の欠片が目と心臓に刺さって悪い子になったカイが、雪の女王に連れ去られ、ゲルダが探しに行くという大筋は知っていたが、こんなに登場人物が多いとは知らなかった。

  • アンデルセン作の『雪の女王』は「七つの物語からなる童話」と副題が付いており、一般的に流通している絵本などは、かなりの抜粋版だったということが分かった
    この書籍はアンデルセンの初出の発表原稿を、ほほそのまま翻訳されたものらしい
    物語の大まかなラインは、これまで見聞きしてる『雪の女王』の記憶通りだけど、雪の女王に連れ去られた少年カイを取り戻すために、少女ゲルダが追跡行の中で出会う者たちの初めて知るエピソードがたくさんで、こんなに紆余曲折する話だったのか! とわりと驚いた
    カイを探し求めるゲルダは、みずぼらしい姿をしていても、愛する人をどこまでも探し求め、連れ戻すと意志高くいる
    そんなゲルダと出会った人々は、孫を失ってひとりぼっちでいる魔女であったり、若き新婚の王子と王女だったりするが、彼らはゲルダに親切にしつつも密かに執着心を抱き、己の領分に留め置こうとするものが多い
    苦難と恩恵がセットになっている、それが様々な手を変えてゲルダに降りかかる長い長い道のりの物語と言える

    そして一部の界隈では百合ジャンルの二次創作の題材として大人気の盗賊のむすめとのエピソードはさすがの面白さだった
    盗賊団の餌食にされかかるゲルダを「そのお嬢ちゃんあたしと一緒に遊んでひとつのベッドで眠るんだ」と独占欲強く、結果的に助けてくれる
    それまでのパターンと同じであるはずなのに、盗賊のむすめのスパダリ味の含まれた野卑な魅力が強烈過ぎた
    その後に登場するラップ女とフィン女が、盗賊のむすめの後では地味だからか(自分の知る限りでは)雪の女王の物語では省略されがちなのも分かる気がする
    でも、おそらく初めて読んだ彼女らのエピソードもとても面白かった
    特に、助力を求められたフィン女がゲルダのことを評する台詞は、この作品においてとても重要で

    ゲルダは誰よりも強い力をもっている それはカイを思い愛する心、それゆえにこの子と出会った人も動物も、惜しみ無く力を貸した 凍てついたカイの心を救うのはゲルダの他には成しえない

    愛する者を想い流す涙が、凍てついた心を溶かし、呪いを解き、正気に戻らせる 
    そんな、よくあり過ぎて、今や逆に誰もやらなくなっている場面の原点は『雪の女王』にあったのだった

    ついにゲルダは、雪の女王の城でカイを見つけ出し、その心を取り戻し、それまでの旅路で出会った人々に挨拶をして帰り“いつの間にか大人になっていた二人は”ずっと幸せに暮らす、そんな結末

    ちなみにゲルダが城に乗り込んだ際には、雪の女王は
    「エトナ山とヴェスヴィアス山をちょっと白く染めてやろうと思って」と言い残し遠方に出かけていて留守だった 
    ゲルダと雪の女王が対決する展開にはならないってのが不思議だけど、雪の女王は人格や精神がある存在ではなく、その言葉を素直に受けとるなら、自然災害や寒気がたまたま人のかたちをしていただけなのだろうか
    ならば、雪の女王がカイを連れ去るほどに執着したのは何故だったのか
    序盤の悪魔の鏡のかけらがカイの目と心臓に刺さったエピソードと、それゆえ雪の女王に目を付けられたと何となく説明はあるけど、やっぱり雪の女王まわりの語られなさは不思議に思う

    ゲルダのカイを思うガッツの強さに比して、カイの存在感の弱さも面白い 帰り道の挨拶まわりの中で、盗賊のむすめは「あんたがそんなに命をかけるほどの男なの?」とカイを評している 読者を代弁し過ぎてる

  • ガラスの破片が、心臓に入って、人としての感情がなくなる、ううん…

  • ゲルダのカイを想う気持ちが純粋でいいなあと思いました。

  • かわいい話。

  • アンデルセンの名作、雪の女王。
    子供の頃に何度か読んだのにどの本で読んだか覚えてない。小学生くらいならだいたい覚えてるのになんでだろう。
    大人になってからのほうが良さがわかる。

    ゲルダは行き当たりばったりだし流され系だし他人頼りだけど、みずから流されにいってるから自力といえば自力。
    恩知らずにみえるのも確固たる目的を持ってそこへ一直線なのだとも見える。まあ子供だし。

    私は寒さの厳しさがわからない育ちだから、女王も幸せにしてくれよと思ってしまう。
    でも本当に寒い場所では近寄ってはいけない領域が厳然とあるのだろうと思った。
    人間へのキスは二回まで。それ以上は触れられない。
    ムーミンのモランが同情されつつひとりのままなのも多分同じ理由。


    絵は良くない。
    パーツは変じゃない気がするのに全体としてみると変。
    特徴は薔薇なのに薔薇に見えない薔薇とか、足の関節どうなってんのさとか。

    訳もそんなによくない。
    ただこれは楠山正雄訳に親しんだから違和感があるだけかも。
    これ単体で見れば悪くない。
    でも買うなら他の版だな。

  • 少女の冒険譚。

    就寝中に侵入したのに、なんと親切な王子様とお姫様なのでしょう。この出会いは大きい!それから少女はとんとん拍子にツキに恵まれ、めでたしめでたし。

  • 話はいいよ、そりゃ。クラッシックだもの。挿絵がイマイチで…。

  • 雪の女王、小学校の図書館にあった雪の女王をもう一度みたい。絶版になっているのは確か。
    当時できたての東京のこども図書館に行っても見つからなかった。美しい絵の雪の女王。手元に欲しい。

  • 子供の頃読んで、意味不明でした。今読んでもイマイチ分からない…

  • 子どもの頃に読んだ絵本。今は美しいと感じることが出来る挿絵でさえも、当時はみるだけで凍り付きそうなくらい怖く感じられた。

  • アナ雪見てから読もう読もうと思ってたので図書館で見つけて良かった。
    そうそう、こんな話でした。私が読んだのは、ちっちゃい、話がもうちょっと短い絵本でした。
    アンデルセンとグリム童話がごっちゃになってて混乱するなど。
    結構、キリスト教的価値観で書かれているなぁという印象でした。
    雪の女王は特に倒したりしないのね。

  • This is not by Disney, by Andersen.

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著者プロフィール

デンマークのオーデンセに生まれる。父親の影響で本や芝居に関心を寄せるようになる。 14歳でコペンハーゲンに出る。30歳で出版した小説『即興詩人』が出世作となり、 各国に名声が広がる。32歳で「人魚姫」を含む第三童話集を刊行し、以降は近代童話の確立者として世界で認められた。

「2023年 『アンデルセンの童話1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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