ハサミの魔術師とホシノツカイ (バーバー・ルーナのお客さま)

著者 :
制作 : ふじしま えみこ 
  • 偕成社
3.86
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本棚登録 : 37
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035167204

作品紹介・あらすじ

バーバー・ルーナはちょっとふしぎな床屋さん。ある日、お店に飛びこんできたのは、人間ではなくて、見たこともない「たまご」でした…。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ二作目。シリーズ第一作の「魔法のハサミがやってきた」よりおもしろい。前作は楽しみにしすぎていたせいか、いまひとつかなあ、対象年齢が低いせいかなあ、などとちょっと残念に思ってたのだ。

    第一作は、魔法の小道具のアイデア、舞台設定状況設定の導入描写がかってしまっていて、お話自体の味わいが少しだけ薄くなって負けてしまっていたせいかもしれない。

    今回は、魔法のハサミのアイデアが、ストーリーの小道具として生かされてきた印象。

    日常の暖かい明るさに飛び込んでくる不思議、走り出す奇想天外なストーリーに独特のユーモアもキャラクターの個性もきっちりと魅力的に描かれ、のびのびと活躍、面目躍如の楽しさ。描き出されるシーンもいきいきとあかるく美しく、楽しい。

    平和な日曜の朝、魔法の床屋の窓をかち割って飛び込んできた宇宙からの卵。

    そこからとびきり可愛いけど大変扱いの難しい謎の宇宙生物ホシノツカイが孵ってしまって、床屋の三人はてんやわんや。魔法のハサミで黒猫の化けさせて…

    日常の街の皮一枚突き抜けたところに、現実と淡く重なりながら存在するひだまりの中のわくわく冒険や不思議の空間。優しいあたたかい読後感。

    …イイ。

    次作にも期待。

  •  いろいろ間違えて、2巻から読んでしまいました。いつものことです。
     なので、このバーバー・ルーナの成り立ちとか、その辺のことは何にも分からないんですけど、でもまぁ分からなくても、読めなくはなかったです。

     でも、第2章のパート……いる?
     草太くんのとこ。
     それはそれでおもしろいけれど、この本の第2章に据える必要があったのかな、と。
     いや、テーマに沿っている、という意味では必要あるんだけれど、私としては、もっと単純に、ホシノツカイのモジャちゃんのエピソードだけを読みたかったなぁ、と。

  • 前作は表紙の絵が可愛くて借りました。
    そして今作も相変わらず可愛い表紙です。
    この絵の雰囲気好きだなぁ。

    魔法のハサミに選ばれたお客さんしか、来る事ができないお店
    「バーバー・ルーナ」
    に、突然何かが降ってきた!
    魔法のハサミを使うおじさんと、店のオーナーのルナさんと、
    おじさんの姪っ子で日曜とたまに土曜日だけお手伝いに来ている
    ユカちゃんはびっくり。

    それは、リュウグウノツカイならぬホシノツカイという、
    宇宙を回遊している謎に包まれた生き物のタマゴだったんです。

    これの幼生なら何度か遭遇したことのあるおじさんは、
    その時の嫌な体験を思い出し、早く何処かへ行って貰いたい
    のに、ルナさんは気にいってしまって飼うことに。

    にしても、とりあえずなんでも食うなら美味しいもの食わせりゃいいってルナさんの発想や、犬なんかと同じようにしつけをする所が
    おもろしいw おばあさんになると怖いもの知らずだなw

    そして今度は人間のお客さん。 
    っても、ユカちゃんのクラスメイトの草太くん。
    その日の試合の為に髪を切りに来ました。
    3本シュートが決められるってスゴイカットをしてもらったのに
    草太くんときたら・・・そりゃユカちゃんも呆れるわw
    でも、ちゃんと良いこともしたしね。
    ただ、試合はアレだけどw
    魔法でシュート決めるよりは良かったかな。

    んで、ついにホシノツカイがぁあああああああ!
    ルナさんの心境を思いホロッとしてしまいました。

    前回よりも面白かったです。

  • モジャとユカとおばあちゃんとお兄さんが出てくるおはなし。そらから降ってきてうまれてねこみたいになるのがかわいかった。(87)

  • 今回のおきゃくさまはホシノツカイ。
    あるひ窓から飛び込んできたたまごから生まれた不思議な生き物。
    これがメッチャかわいい~!!
    ぎゅってしたい~!
    なにやらすぐに竜のような姿の大人になるらしいのだが、
    それまではあらゆるものを食べまくる、らしい。
    まだ赤ちゃんなんで、気に入らないこととかあると泣くんだが、
    それによる被害はなかなかのもの、らしい。
    が、そこはルナさん。
    あわてず騒がず、がりがりものを食べるそのこの口にとれたてレタスを
    突っ込んだ!
    「たんとたべて大きくおなり」
    おじさんの魔法のハサミで「ネコカット」ホシノツカイのモジャは、
    旅立つ日までネコとしてバーバーで暮らすことに。

    「いい思い出はハートを強くするのよ」

    なんて素敵な台詞。
    その通り、だと思うなー。

    だからこそ、子どものころにこーゆー素敵な物語と出会っておくことは
    大切だと思う。

    プロサッカー選手のカットは楽しいおはなしでした。
    落ちてきたお布団とおばさんごと蹴り上げるなんて!
    ふふふ、さっすが魔法のシュートサービスカット。
    ナイスシュートっ。

    ああっ、このシリーズやっぱ好き。

  • どこかふしぎな床屋さん、バーバー・ルーナのシリーズ第2弾。
    このシリーズは初めて読みましたが、前作を読んでいなくても楽しめました。

    ふんわり可愛らしいイラストと不思議で優しいお話。

    モジャがほんとうにかわいい。(p32・33のキュートさ加減がたまらん!!)

  • バーバー・ルーナのお客さま2巻。
    1巻よりスキだなぁ。

  • 「バーバー・ルーナのお客さま」の2冊目。

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    「ルナさんの床屋さんでおこる不思議なできごと

    バーバー・ルーナはちょっとふしぎな床屋さん。ある日、お店に飛びこんできたのは、人間ではなくて、見たこともない「たまご」でした…。」

    Fujishima Emiko’s gallery
    http://www7b.biglobe.ne.jp/~emiko/Top.html

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著者プロフィール

静岡県に生まれ、兵庫、大阪で育つ。第七回毎日童話新人賞受賞。著書に「怪盗クロネコ団」シリーズ「宇宙スパイ ウサギ大作戦」シリーズ(ともに理論社)『ワニがうたえば雨がふる』(あかね書房)など。ふじしまえみこ:1980年秋田県生まれ。2002年京都精華大学美術学部卒業。2006年イタリアボローニャ国際絵本原画展入選

「2013年 『ハサミの魔術師とホシノツカイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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