だいすき! カボチャのおくりもの (バーバー・ルーナのお客さま)

著者 : 岡田貴久子
制作 : ふじしま えみこ 
  • 偕成社 (2013年9月4日発売)
3.50
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  • Amazon.co.jp ・本 (103ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035167303

だいすき! カボチャのおくりもの (バーバー・ルーナのお客さま)の感想・レビュー・書評

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  • 大好きな岡田貴久子さん。期待の新作。バーバー・ルーナシリーズ三作目。

    このシリーズ、作者さんのものにしてはちょっとパンチが弱いかな、と思ってしまう無難さではあるけど、やっぱりこの人一流のヒューモアとキャラクターの魅力、流れるあたたかさ。とびきりのポップで楽しく描かれる世界の風景。安定した楽しい一冊だ。

    懸賞であたって送られてきたかぼちゃ三点セットが楽しい。埋めると一晩で家じゅうを覆ってしまうオバケかぼちゃには、南瓜づくり名人の小人もセットになっていて、魔法の南瓜をどんどん実らせる。遊園地みたいにきらきらさまざまに輝き、跳ね回りながらおもちゃのように実ってゆくカラフルなかぼちゃの森風景はうんと素敵。

    ピンクにハート模様のお洒落な南瓜をパンケーキにしたら、パンケーキもピンクにハート模様、食べたら、着ていた服も一日ピンクにハート柄にかわってしまったりする。

    ストーリーはシンプルに単純なハートウオーミング、風景の楽しさでミュージカル仕立てにしたらいいようだ。文体も歌うようなリズムをもって楽しくすすむ。初々しい若い二人の出会いと恋がハロウインのかぼちゃパーティ的なノリ。だいすき!だいすき!と叫ぶかぼちゃのキイワード。

    …個人的には、同じ低年齢向けで一見可愛らしく無害で楽しいものでも、「宇宙スパイウサギシリーズ」の方が奔放さヒネリと秘められたアイロニーや思想、エスプリが効いてて好きだけど、そうしてものすごく衝撃的に印象に残っていた、子供を子供としてバカにしない古い古い怪盗クロネコ団シリーズのブラックさはもうこの時代望めないのかな、とは思うけど。

    こんな夢のあるお話の風景をたくさん子供のうちに心にためておくのってとってもイイって思うのだ。

  • あいかわらずかわいらしいおはなし。
    寝る前にちょちょっと読んで、
    ほんわあ気分になれる1冊。
    ラッキーをひとつつけたカット、是非お願いしたい。

  • 「バーバー・ルーナ」シリーズ第三弾

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    「床屋のバーバー・ルーナにとどいたカボチャの苗。実ったカボチャには驚くようなふしぎが隠されていました! 」

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