- Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784035215301
作品紹介・あらすじ
ベネベントは、本当にある町です。一見ごくふつうの町ですが、ひとつだけ、とてもかわっていることがあります。それは、世界中のどこよりも魔物がたくさん住んでいるということ。魔物は、町のいたるところにひそんでいます。井戸の中、橋の下、劇場のあと……。もしかしたら、おとなりさんや家族のだれかが、魔物かもしれません。ほら、またきょうも魔物がいたずらを始めたみたい。ベネベントの子どもたち! 魔物に目をつけられないように、くれぐれも気をつけて。
おてんばなローザと、なぞときの好きなエミリオは双子のきょうだい。ある朝おきてみると、2人の家の農場がたいへんなことになっていました。町で売れる野草が生えず、メンドリは卵を産みません。おまけに納屋がめちゃくちゃです。エミリオはよく考えてから、いいました。「これはローザのせいだ」。
むかしから魔女が住むという伝説のある、イタリアの実在の町ベネベントを舞台に、1820年代の人々のくらしをイメージして書かれた昔話風の創作童話。魔女と人間が共生する世界でまきおこる日常のちょっとした事件を、ユーモラスかつミステリアスに描きます。
感想・レビュー・書評
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中学年向け
ほとんどの登場人物に名前がついており、登場人物が多いので整理しながら読むのが結構こどもたちには大変かも。
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イタリアの実在の都市ベネベント。19世紀のベネベントでは、魔女や精霊など魔物たちと人間が一緒に暮らしていました。そこに住むローザとエミリオや家族たちと魔物たちのストーリー。
挿し絵が多く、低学年でも楽しめる。
作者は、マドレーヌシリーズの作者、ベーメルマンスの孫。
ジョン・ベーメルマンスマルシアーノの作品






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