世界の化学者12か月 絵で見る科学の歴史

著者 :
制作 : かこ さとし 
  • 偕成社
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本棚登録 : 47
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035271000

感想・レビュー・書評

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  • 加古さんは東大工学部応用化学科卒。化学専門なのだ。科学の絵本はたくさん描いているけれど、化学に関するこの本は思い入れもすごくあるのではないかと思う。
    月毎に化学者の業績と人生について書かれている。6月ならカビが生える時期だからペニシリンの発見について、12月はファラデーのクリスマス・レクチャー、という風に。更に科学史と季節の化学に関する小ネタ、化学者の誕生日、化学ダジャレまで、びっしり。
    こういう仕事ができる人って加古さんしかいない。これは1986年に出された本に加筆して昨年出し直された本だから、加古さん90才の仕事である。
    本当に尊敬できる方だと思う。加古さんが亡くなったら誰がこういう仕事をするのか。
    お元気で長生きしていただきたい。

  • かこさとしさん……。
    お元気です。
    これだけ本質的なのに、受け入れられているのは凄いです。
    うらやましい(^_^)

    2017/04/10 更新
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    かこさとし、が作ってくれた世界の科学者まとめ、です。
    でもいまこの形だと、もう子どもには読んでもらえないんだよね。
    だから、文系の大人が読もうよ。
    なぜかというと、ここらへんまではもう一般教養のうちだから……。
    大人は知らなきゃヤバいから……。
    司書は知らなきゃもっとヤバいから(^.^)

    司書がエラトステネスを知らなきゃまずいよ。

    せめてここまでは知っていましょうの基礎知識です。
    こういう本は借りて読むのは難しいよ。
    買って、持ってて少しずつ読む本の一つです。

    2017/06/15 追記

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著者プロフィール

加古里子(かこ さとし、1926年3月31日 - 2018年5月2日)
福井県越前市(旧・武生市)生まれ。8歳から東京都板橋区で育つ。成蹊高等学校(旧制)を経て東京大学工学部応用化学科卒業後、昭和電工の研究所に勤める。工学博士、技術士の資格を取得。勤務のかたわら困難を抱えた人々に寄り添うセツルメント活動、児童向け人形劇、紙芝居などの活動に従事自作の紙芝居が福音館書店の松居直の目に留まり、59年に絵本『だむのおじさんたち』でデビュー。
1973年に会社を退職後、ニュースキャスター、大学講師、海外での教育実践活動に励みながら、物語絵本、知識絵本、童話、紙芝居など非常に多くの作品を記した。特に自然科学の専門知識を活かした「科学絵本」の開拓者・先駆者となる。2008年菊池寛賞、2009年『伝承遊び考』で日本児童文学学会特別賞をそれぞれ受賞。
50代で緑内障を患って以来左目はほとんど見えず、近年は持病の腰痛もあって車椅子生活が続いたが、創作意欲は全く衰えず、1月には「だるまちゃん」シリーズの新作を刊行。亡くなる前日まで、届いたファンレターの読み上げを聞いていたという。

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