三日月村の黒猫

著者 :
制作 : 司 修 
  • 偕成社
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本棚登録 : 18
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035280804

感想・レビュー・書評

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  • ひとりぼっちになった12才のさちおを助けに来たのは、
    ひとつだけの目が金色に光る三日月村の黒猫。
    安房直子さんの童話はどれも大好きです。
    挿絵は白黒だけど、文中に出てくる
    鮮やかでありながら透明感のある色が心に残ります。
    さちおの周囲にいる人々と猫たちの、
    口に出さない、時に冷たくさえ見える優しさも。
    挿絵は司修さん。切り絵、コラージュ、かな?(知識がない…)
    安房直子さんと言えば味戸ケイコさんの絵を思い浮かべてしまうのだけど、
    切りとったような線が冷たいようでいて
    暖かさ、優しさを感じる司修さんの絵も素敵でした。

  • 子供の頃に大好きだった本。何度読んだかなぁ。挿絵もすてきだったのだけど、文章を読んで場面を想像する楽しみを存分に味わったと思う。絶版みたいでほんとうに残念・・・。

  • 「あなたをたすけにきましたよ。」倒産した洋服屋にひとりとりのこされた
    サチオにやさしく声をかけたのは黒い大きな猫でした。金色の目がきらりと
    光ってそれが、なんと、ひとつだけつまり、片目の黒猫だったのです。

  • 絶版なのがなんとも痛すぎます。絵も内容も絶品。幼い頃から大好きな本です。。鍵穴から覗き込んだ、あの景色は滅び行くがゆえに美しい世界でした。

  • この本に出会って本を読む楽しさを知った。私の永遠。

  • 一気に読んでしまったみたい。これは単行本としては絶版みたいだけど、もったいない話(全集には入っているけど、近くの図書館はこの全集を置いてない)。どことなく宮沢賢治のタッチに似ている文章がある。

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著者プロフィール

【安房直子・著】  1943年、東京に生まれる。日本女子大国文科卒業。大学在学中より山室静氏に師事する。作品に『まほうをかけられた舌』『花のにおう町』絵本『青い花』(いずれも岩崎書店)、『白いおうむの森』(筑摩書房)『やさしいたんぽぽ』(小峰書店)などがある。『さんしょっ子』で日本児童文学者協会新人賞を、『風と木の歌』(実業之日本社)で小学館文学賞を、『遠い野ばらの村』(筑摩書房)で野間児童文芸賞を、『風のローラースケート』(筑摩書房)で新美南吉児童文学賞を受賞する。1993年没。

「2015年 『花さき山』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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