ニホンカワウソはつくづく運がわるかった?!

  • 偕成社 (2015年10月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (174ページ) / ISBN・EAN: 9784035284802

みんなの感想まとめ

絶滅が宣言されたニホンカワウソをテーマにしたこの作品は、著者の豊かな知識と独自の視点を通じて、動物保全の重要性を伝えています。可愛いイラストとともに、ニホンカワウソだけでなく、他国で絶滅した生物たちに...

感想・レビュー・書評

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  • 学習漫画家なる著者で、動物保全学を分かりやすく子供にも伝わるようにルビつきで話言葉で親しみ易く、自然とのつきあい方、保全とはなんぞや?、根本的な教えが満載で目から鱗だった。

  • 先日どこかでニホンカワウソが発見されたとか
    ニュースがあったようなので 気になって読んでみました。

    とても可愛い絵で
    懐かしいイメージでしたが
    この著者は 学習漫画家という肩書きなので
    きっと どこかで見た事があったのだと思います。

    カワウソだけではなく
    他の国でも 消えてしまった生き物を取り上げてあって復習をしているような 感じで読みました。

    ふりがなも ついてるし
    難しくない本でした。

  • 人間がかかわる絶命種について。
    ・ドードー
    ・リョコウバト
    ・オオウミガラス
    ・ステラーダイカイギュウ
    ・スティーブンイワサザイ
    ・ロンサムジョージ
    ・ジャイアント・モア
    ・チョウセントラ
    ・シフゾウ
    ・アラビアオリックス
    ・タスマニアタイガー
    ・ニホンオオカミ
    ほか。

    保全と保護の違い。
    動物園の役割など。

  • 2012年8月、環境省はニホンカワウソの絶滅宣言を出した。
    1600年以降に絶滅した哺乳類の内、75%は人間の影響によるものである。その原因を探り、今絶滅を危惧される生き物の保全の道を探る。


    ニホンカワウソやニホンオオカミ(ヤマイヌ)…われわれ人間は幾種もの生き物を絶滅させてきたことか。
    確かに今のように保護という考え方がなかった時代もあっただろうが、リョコウバトのように想像すらできないほどの数がいた種までを絶滅させるとは。やはり人類は、自然界の生態系から一線を画してしまったのだろうか。
    絶滅してしまった種はもう戻すことが出来ない。それはもちろん哀しいことだが、私が危惧するのはその影響についてだ。その生物が生態系の中で意外な役割を担っていたかもしれない。たとえそれが人間にとって害獣(虫)とされていつものだろうとも。無くなってしまってから気付いても遅いのだ。
    だがそれを守れるのもまた人間なのだ。もちろんどこかの団体のように過激に叫ぶのでは駄目だ。かえって反感を買ってしまうだけだし、私を含め大多数の人は今の生活を手放してまでは…と思うことだろう。
    何が何でも保護するのではなく、代替え地を用意したり一時的に保護・繁殖をする保全の方が受け入れやすいだろうと著者もより現実的な道を模索するようになったらしい。
    あとショックだったのが、環境に良いだろうと思っていた自然派と言われる商品の製造の為、森林が開発され生息地を失う生物がいるということ。目先のことだけではなく、大元まで見ないと分からない…環境保護と一口に言っても難しいものである。

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著者プロフィール

1954年、宮城県生まれ。学習漫画家。里山の動物観察会、講演会を開催するかたわら、ニホンカワウソを追い続ける。日本野生動物観察指導員。著書に『動物の足跡学入門』(技術評論社)、『身近に体験!日本の野生動物シリーズ』『チンパンジーはいつか人間になるの?』(偕成社)など。この本が178冊目。

「2023年 『哺乳類のフィールドサイン観察ガイド 増補改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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