靴屋のタスケさん

著者 :
制作 : 森 環 
  • 偕成社
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本棚登録 : 62
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035285205

感想・レビュー・書評

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  • 「夕ぐれの道のさきに消えていった。」のですね…幼い頃のわたしと、タスケさん…
    温かい感じの絵が物語と合っていて、それが余計哀しい。

  • 戦争という時代背景がそうさせるのかもしれないけど、なんだかホラー。『赤い靴』もまた。中学年向けのテーマとしてはどうでしょう。

  • 丁寧な味わい深く優しい絵と女の子目線の淡い初恋のような物語に,戦争の理不尽さ悲しさが表されている.最後の赤い靴と黒い靴の踊るシーンに,帰らない幸せな時間あったかもしれない未来を思いました.

  • 読了後、少し怖くも感じた。

  • [江東区図書館]

    表紙絵にひかれてみてみると、「角野栄子」作の絵本だったし、借りてみた。ブクログのタグには「戦争」ともつけたが、戦争自体への批判が思いが書かれているわけではなく、単に戦時中を挟んで自宅近くにあった靴屋についての自伝的な雰囲気のお話。よくある白黒絵本に一色だけ色を付けた絵本ではないけれど、穏やかな昭和の奮起と柔らかな画調の中で、女の子の好んだ赤い靴が鮮やかに浮かび上がる、ほんわかとした感じの本だった。

  •  1942年、わたしの住む町に靴屋さんがお店を出した。タスケさんの靴修理の仕事をガラス戸の外から見ていたら、お店の中に入れてくれた。
     タスケさんはおもしろい人で、わたしはタスケさんが大好きになった。

     タスケさんは目が悪いから兵隊さんになれないと言っていたけれど、そんなタスケさんもとうとう戦争に行くことになった。

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著者プロフィール

角野 栄子(かどの えいこ、本名 渡辺栄子)
1935年生まれ。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業後、紀伊國屋書店出版部に勤務し、結婚して退職。1960年、25歳の時に自費移民としてブラジルに2年間滞在。早大時代の恩師、アメリカ文学研究者龍口直太郎の勧めによって、ブラジル体験をもとに描いたノンフィクション『ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて』で作家デビュー。それから7年かけて、絵本・童話の創作も始めた。
産経児童出版文化賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞、巌谷小波文芸賞、東燃ゼネラル児童文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など多数の受賞歴がある。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。
2018年、「児童文学のノーベル賞」「小さなノーベル賞」と評される国際アンデルセン賞作家賞を受賞。代表作の『魔女の宅急便』シリーズ、『トンネルの森1945』が受賞声明で言及されていた。

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