盆まねき

著者 :
制作 : 高橋 和枝 
  • 偕成社
4.25
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本棚登録 : 151
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035306108

作品紹介・あらすじ

毎年8月がくるとなっちゃんの家族はお盆をむかえにおじいちゃんの家へでかけます。富安陽子が描く日本の夏。

感想・レビュー・書評

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  • 著者の講演会で、この本のいくつかのエピソードは実体験だと聞いた。本当にこういう家族であったらしい、富安家は。なんでもものになるのに三代かかるというが、ほら吹き三代目で作家が生まれたのだな、と感慨深い。
    富安陽子にしては珍しく戦争についても触れられているが、基本明るく楽しく面白い人なのであんまり暗くはならない。
    しかし、こういう親戚に囲まれて育つとは、なんと幸せな子ども時代であったことか。羨ましい。

  • 人間は2回死ぬって知ってる?
    1回目は心臓が止まった時回目はみんなに忘れられた時

  • 「子どもを本好きにする10の秘訣」>「命・生き方」で紹介された本。

  • 【図書館】この時期に合わせて借りてきた。日にちも合わせて1章ずつ読みました。最後に『もうひとつの物語』を読んで、恥ずかしながらこの年になって、お盆の大切さを知った感じです。

  • それぞれの大人が語る不思議なお話の世界に引きずり込まれます。

  • ただの読みやすいお話ではなく、読む者に戦争について深く考えさせる作品だ。
    「いない人」の存在を描いている。なぜ、その人は「いない人」になってしまったのか。その答えは、最後に「もうひとつの物語」書かれている。
    この部分だけがリアルで語り口調も異なるので、その唐突さに違和感を抱かないわけではない。しかし、この最後の物語を話すために、そのまえまでのお話が導入部として存在すると考えれば納得がいく。
    高橋和枝の挿絵が本全体の雰囲気を生み出している。

  • おじいちゃんの家に集まって
    親戚いろんな人たちと過ごす
    自分と年齢の近い子もいて
    それは、楽しいんだろうな

    自分には、そんな子ども体験はないけど
    わくわく感が伝わってきます

    この本は、大人向きの本でもあるかもしれない
    年齢を重ねて見送った人も増えてきたし
    最終章のこともあるしね

    みんなに忘れられたときにもう一度死ぬって
    「バガージマヌパナス」にもあったよね

  • 2014年8月15日

  • 楽しい夏休みのお話しかと思いきや、最後は深く厳粛な気持ちになりました。

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著者プロフィール

富安 陽子(とみやす ようこ)
1959年、東京都生まれの児童文学作家。和光大学人文学部卒業。25歳でデビューし、1991年『クヌギ林のザワザワ荘』で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズで新美南吉児童文学賞、2001年『空へつづく神話』で産経児童出版文化賞を受賞。『やまんば山のモッコたち』がIBBYオナーリスト2002文学作品に選出される。『盆まねき』で2011年、第49回野間児童文芸賞、2012年、第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。
受賞作のほか、「シノダ!」シリーズ、「内科・オバケ科ホオズキ医院」シリーズ などの代表作がある。

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